遺伝子組み換え食品に関して、議事録から抜粋。

1)誰もが不安の大きい遺伝子組み換え食品に関して、議事録から理解しやすい形で抜粋

2013820日 新開発食品調査部会 遺伝子組換え食品等調査会 議事録

医薬食品局食品安全部 基準審査課 新開発食品保健対策室

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000027057.html

 

○事務局

 1.平成134月から食品衛生法に基づき、遺伝子組換え食品等の安全

性審査。約10年間に遺伝子組換え技術は飛躍的な進歩し遺伝子組換え食品等に該当するかどうか、従来の概念では捉え切れない食品等も開発されつつある現状。安全性審査を適正に運用するために、遺伝子組換え技術に該当する範囲、該当性の判断基準の明確化検討する必要が生じ。どういった課題から取り組むか整理や方針の提示をしていただきたい。

○中島委員

PP 遺伝子組換え食品、作物は今の日本では8つほど認可されて流通販売されております、多くはいろいろな加工、油になっているもの、家畜の飼料に使われている例が大変多い。

PP 1994年に遺伝子組換え技術を使って製造されたチーズが上陸が一番最初で、1996年から、除草剤耐性の大豆や菜種の輸入が開始。2001年から消費者の知る権利を守る目的で、遺伝子組換え食品の表示が始。2003年に食品安全基本法が成立、委員会が現在の審査のシステムがスタート。 2004年にカルタへナ法指針、正式に法律に、遺伝子組換え実験及び遺伝子組換え体の取扱いが法によって定め、実行。

PP法律の中で、遺伝子組換え生物、定義されており、法律・政令を見て2つ。2番目のほうの「異なる分類上の科に属する生物の細胞を融合」

ですが、融合というのは、非常に近縁なもの、トマトとポテトなどではいくのですが、異なる分類上の科では、当分の間このようなものはできそうにもありませんので、1番の「細胞外において核酸を加工する技術」、これが該当します。そうすると、ウイルスまたはウイロイドに核酸を移入して複製させる。複製させるというのは、遺伝子が細胞分裂に伴って、子々孫々伝わっていくという意味です。2つ除外されており、1つが、その入れる遺伝子が同一の分類学上の種に属する場合。つまり、大腸菌の遺伝子を大腸菌に入れるのは、組換え体とは言わない。ヒトの遺伝子をヒトに入れるのも組換えとは言わない。同じ種類であれば除外。これがセルフクローニングの原則です。自然条件において核酸を交換する種。種が違いましても、自然条件で遺伝子、やりとりする生物、微生物で結構知られておりまして、これは、ナチュラルオカレンスということで、これも除外。このようなルールになっております。

PP遺伝子組換え実験というのは、ほかの生物のDNAを宿主に組み込みまして、この宿主が細胞分裂するときには、そのほかの生物由来するDNAもふえていくことを意味しております。通常は、遺伝子1個だけが変化す

るわけです。

PP従来の育種と遺伝子組換えの育種の大きな違い、従来の育種というのは、ひたすら交配によっているわけで、病気に弱いけれどもおいしいやつと、病気には強いけれども余りおいしくないもの。これを交配させてたくさん出てきますが、その中からひたすら選ぶと。そして、病気に強くておいしい品種をこうやって、かなりの手間と時間をかけて育種してきたわけです。ですが、病気に弱いがおいしいこいつに対して、病気に強い遺伝子、これが判明していれば、この遺伝子を導入することによって、病気に強くておいしい品種、こういうものを非常に効率よく育種できる、このような考え方によるわけです。

PP同一種といいましても、意外に種の定義というのは厄介なものがありまして、実はキャベツとカリフラワーとブロッコリー、これは全部Brassica oleracea、同一種でして、植物というのはほんのちょっと遺伝子が変わるだけでも、こういうふうに思い切り形態が変わっていきます。これは全て交雑も可能なのですが、さまざまな栽培品種が人為的に選択されてきた結果ということになります。それでは、そもそも種とは何か。生物の分類の基本単位でして、交配可能で、繁殖可能な子孫を生み出すことのできる生物集団と、簡単に言えばこういうふうに定義されています。

PP少々卑近な例ですけれども、犬には、これは実は全て同一種でして、セント バ ー ナ ー ド か ら ミ ニ チ ュ ア チ ワ ワ ま で 、 こ れ は み ん な 同 一 種 、 Canis lupusfamilialisです。なので、体の大きささえ合えば、基本的にどのような組み合わせでも雑種ができます。

PPどういうものが違う。オスのロバとメスのウマを掛け合わせますと、ラバというのができます。粗食に耐えて、力持ちで、とても経済的な家畜なのですが、ラバにはオスのラバもメスのラバもできますけれども、ラバ同士を掛け合わせても不妊で子供ができません。ということは、その親であるロバとウマは別種の動物というふうに定義されるわけです。動物であればこういう確認方法もあるのですが、微生物となると、また少々事情が変わってまいります

PP遺伝子組換え実験、どういうふうに行うか。この場合、遺伝子組換え作物が6 対象になっており、植物に遺伝子を入れる方法幾つかありますが、一番代表的なのは、アグロバクテリウムというバクテリアがおりまして、このバクテリアは、植物にたかると、自分のDNAの一部を植物の核の中にツルツルと押し込む能力があります。この能力を利用しまして、有用な遺伝子を連結しまして、アグロバクテリウムに仕込みます。この仕込んだアグロバクテリウムを植物に塗り付けることによって、アグロ

バクテリウムが植物の細胞の核の中に目的の遺伝子を注入してくれます。そして、目的の遺伝子が注入された株を選抜して培養して栽培すると。大体こういった手順になります。

PP カルス培養。まず、こんな感じでプレートの中に、この場合はカナマイシンなどの薬剤、いろいろな手段で組換え体、目的の遺伝子が入ったものを選抜いたしますけれども、これを培地中のホルモンのバランスを調整して、カルスから植物体を再生します。

PPその先にどうするかですが、まず、有用な遺伝子を入れて、遺伝子組換えの植物を育成。実験室の中で、これがどういうふうに栽培できる

かとか、種がなるかとか、実がなるかとか基本的な特性を解析します。

 さらに、網室(隔離温室)の中で栽培し、ここまでが第2種使用、つまり閉鎖系、第2種というのは、遺伝子組換え体が環境を出ていかないという設備の中で行うものを指します。 今度は、隔離圃場で環境影響評価を行い、こういったものが自然野生種と交配する可能性などなどについて検討。 このデータをそろえ、今度は第1種使用のための大臣確認を受け、クリアされると、一般圃場での栽培、一般での販売などがオーケーになると。それまでは、外部環境に拡散することのないように一定の施設で栽培することが求められております。

PP 日本に輸入される遺伝子組換え作物、8作物品種、圧倒的に多いのが大豆とトウモロコシです。トウモロコシは大部分が飼料用デントコーンでして、我々がいつも食しているようなスイートコーンはほとんどありません。輸入量は約1,600万トンで、日本のお米の生産高が850万トンであることを考えると、膨大な量が輸入されていると考えられます

 大豆なども搾油などの加工目的が多くて、大体年間500万トンほど。そのうちの8割ほどがアメリカ合衆国から輸入されております

PP 遺伝子組換えで今どんなものが、大豆の場合は、一番多いのが除草剤耐性です。大豆は余り背が高くならないので、雑草との戦いになりまして、特に、普通に栽培すると何を植えているかわからないと

いう状況になり。何種類か除草剤を組み合わせ、真ん中くらいにして、これでどうにか栽培、ラウンドアップ除草剤、これに耐性の遺伝子を、土壌微生物に標的の遺伝子が耐性がある、大豆に組み込みます。ラウンドアップで一発きれいに除草ができる。除草剤耐性とか、耐病性とか、昆虫忌避、こういうものが1世代2世代になりますと、栄養成分が改変され、健康増進などを目的でつくられる組換え作物。オレイン酸の含量を上げた大豆などがあります、第3世代では、医療目的の作物などが3世代というふうに言われております。

2)

PPトウモロコシは背が高くなるので、雑草は余り心配ないが、厄介なのは害虫で、一番手ごわいのがアワノメイガ、茎の中に食い込むこいつが一番手ごわい。こいつに茎の中まで食い込まれますと、外から殺虫剤をかけても効きません、トウモロコシの栽培で5回程度の殺虫剤の散布が必要。除草剤ですと、草とヒトとは体のつくりは全然違いますから、安全な除草剤はいくらでもありますも、殺虫剤というのは、どちらも、ヒトも昆虫も動物ですので、殺虫剤というのはマクロに非常に危険、農業作業労働者のかなりの負担。実はBtBacillus turingiensisというバクテリアがおりまして、このバクテリア、細胞の中に遠目にも菱形の塊をつくります。

これがBtトキシンでして、特定のたんぱく質をつくります。このたんぱく質は、人畜全く無害なのですが、特定の昆虫にのみ効きまして、これをかじるとコロリといくと。Bt123とありまして、12はチョウ目の害虫にだけ効きまして、3コウチュウ目の害虫にだけ効きまして、同じ害虫であっても、種類の違う害虫には効かない。これほど選択性の高い農薬になっております。

PP2012年の統計で、全世界、一番多いのはやはりアメリカ、ブラジル、アルゼンチン、インド、カナダ、中国、こういったところが多い。上位6カ国で91%を占めています。栽培面積17,030万ヘクタール。日本の国土の総面積が3,780万ヘクタールですから、日本の国土の総面積の4.5

。世界の耕地面積13.8億ヘクタールの大体12.3%。前年比6%で、少しペースは落ちましたけれども、大体年間78%、10%くらいのペースで増加しております。 作物は、大豆、トウモロコシ、綿、菜種、この4品種でほとんど100%近くなっておりまして、一番多いのが大豆です。

PP 実際、大豆は、世界中の総面積の81%が遺伝子組換えになっておりまして、大豆では遺伝子組換えが圧倒的です。綿もほぼ同じような状況で、80%以上が遺伝子組換えになっております。 菜種とトウモロコシは、それぞれ栽培面積中のほぼ30%程度が遺伝子組換えになっております。

PP日本では遺伝子組換え食品に表示義務がありまして、2001年からです。遺伝子組換 え食品、組換えというのは、これは分別、生産、流通、管理が行われているもので遺伝子組換え体だけが使われているもの。実は日本には1つだけあるのですけれども、通信販売でしか手に入らない遺伝子組換え納豆があります。 遺伝子組換え不分別。これは遺伝子組換え食品と非組換え食品の分別がされていない場合で、遺伝子組換え体が混ざっている可能性があるというもの。 非遺伝子組換え食品。つまり、遺伝子組換えが含まれていないというもの。これは任意表示でして、別に表示義務があるわけではありません。 表示義務には実は例外がございまして、まず、組換えDNA及びたんぱく質が全く除去分解されているもの。例えば、油とかおしょうゆなどでして、DNAがないと検査で見破ることができませんので、うそをつかれてもわかりません。そういった事情もございまして、このようなものは除かれております。 それから、主な原材料となっていないもの。つまり、重量が上位3位以内で5%を超えるものが対象ですので、ほんの少し混ざっているものは表示義務の例外になっております。

PP 実際、遺伝子組換え食品、これに不安を感じる方々というのはそれなりにいらっしゃいまして、非常に不安な方、ある程度不安な方、黄色と赤を合わせると、大体60%くらい。近年、少々減少傾向、大体この半数を超える方々が何らかの不安をいだいておられる。 理由としては、遺伝子組換え食品、作物が環境に悪影響を与える可能性、それから、アレルゲンを食品に持ち込む可能性、導入された遺伝子が周辺の雑草に移る可能性、

生物多様性が失われる懸念などが指摘されております。

PPどのように安全を守っているか。2003年に設置された食品安全委員会、これは内閣府に置かれておりまして、専門調査会は化学物質系、生物系、新食品系とあり。化学物質系が5部門、生物系が3部門、新食品系が3部門、私どもの遺伝子組換え食品等の調査委員会は新食品系の中に含まれております。

PP食品安全委員会の役割が、リスク評価とリスク管理、リスク評価というのは、食品中に含まれるハザード。これを摂取することでどのくら

いの確率で健康への悪影響はどの程度起きるか。これを科学的な観点から評価すること、これがリスク評価。ですから、リスク評価はあくまでも科学ベースとなります。 これに対して、実際にどういう政策をとるか。当然その中には技術的な可能性とか、費用対効果、国民感情なども当然考慮しなければならないが、そうした上で実際の施策を決めていく、これがリスク管理。これは政策ベースの話になり、実際の農林水産省なり厚生労働省なりの官庁。リスク分析の全過程で情報交換を行うのがリスクコミュニケーション、情報及び意見を交換。リスク評価、管理の決定事項の説明なども当然含まれます。

PPリスク評価ですが、食品に含まれる可能性のある病原菌などのヒトの健康に与える影響について評価です。どのくらいの確率で、どの程度の健康への悪影響が起こるのか、これを科学的に評価。一般的な毒性を調べる90日間の反復試験、胎児に奇形が出ないかどうかを調べる催奇性試験、発がん性の試験、アレルギー性試験、変異原性試験などが含まれます。

PP 遺伝子組換え食品との個別案件、食品に関しては厚生労働省の

管轄、飼料に関しては農林水産省の管轄、いずれも食品安全委員会の安

全性評価の基準で審査が行われ。食品については、安全性の評価基準、これは遺伝子組換え食品(種子植物)に関するもの、それから種子植物の掛け合わせに関するもの、遺伝子組換え食品、これは微生物が含まれて、大体この3つ、3通りで考えます。添加物についての安全性評価基準。これは遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物。それから、その中でアミノ酸等の最終産物が高度に精製されているものに分けて考えます。

 飼料については、飼料および飼料添加物の安全性評価基準に関して、これも食品安全委員会のそれぞれの根拠をもって審査をいたします。

PP遺伝子組換え食品は、まず、具体的にどのような観点で安全性が審査されるか。 まず第1は、比較対象となる作物(食品)の安全な食経験があるかどうか。そもそも絶対安全な食品というものは存在しませんので、比較対象としては、多分非組換えの従来品などを比較対象と比較してリスクがふえていないかどうかを確認。その上でどのような性質が変わっているかを考える、導入される遺伝子及びその産物に有毒性はあるかないか。その遺伝子を入れたことによって、非意図的に偶然ほかの栄養成分が変わったりとか、有害成分が変わったりしていないかを調査します。

PP実際には遺伝子組換えの大豆。除草剤耐性に関与する遺伝子をそ

のたんぱく質についての毒性を調べ。 それから、除草剤耐性以外の性質。水分、灰分、たんぱく質、脂質、食物繊維、炭水化物。アミノ酸も20種類、脂肪酸9種類、ミネラル、ビタミン、イソフラボン。100項目近い検査項目で、それぞれで余計なものが増えていないか。大豆にも元々栄養阻害物質、トリプシンインヒビター、フィチン酸、ラフィノース、スタキオースなどが含まれていることがをわかっており、これが増えたりしていないかどうか、こういった点を調査。環境影響評価についてもチェック。

PP最後のポイントが、アレルギーを誘発する可能性があるかどうか。これは、挿入した遺伝子の供与体がアレルギーを引き起こすことは知られているか。その産物がアレルギーを引き起こすことが知られているか。それから、加熱やたんぱく質分解酵素、人工胃液や人工腸液で安定であるか。共通なアレルゲンと共通するアミノ酸配列があるかどうか。これを膨大なデータベースと照合することと、それから、人工胃液、人工腸液による分解性を測定。 これで判断できないときには、アレルギー患者の血清に含まれているIgE抗体との反応性がないことを確認。 これでも判断がつかなければ、臨床試験を行っていただく、大体真ん中のIgEとのクロスチェックのところまでで結論を出しております。

PPセルフクローニングとナチュラルオカレンス。セルフクローニング定義、まず微生物について考えるのですが、同一種または近縁の生物ですと、特に微生物などは自然界で遺伝子をやりとりして、青い菌の遺伝子と黄色い菌の遺伝子、これが組み換わって、両方の遺伝子を持っているもの、こういうものができます。 このでき上がったものについて言いますと、試験管の中で青い菌の遺伝子と黄色い菌の遺伝子を1個ずつとってきて、それでつなげて戻す。でき上がったものは、全く同一になりますので、検査などでこの区別をすることはできません。このように、組換え体と同等の遺伝子構成が自然界に存在する場合は、遺伝子組換えとはしないというのは、この辺に根拠がございます。

PP 審査済みのセルフクローニングとナチュラルオカレンス。お手元の資料、こういったリストになっております。

PP審査済みの遺伝子組換え添加物、高度精製品についても、実はこれだけ認可に、高度精製品について少しだけ御説明いたします。 

3)

PP 高度精製品、これはアミノ酸等の最終産物が高度に精製された非たんぱく質性の添加物、これは、遺伝子組換えの微生物を培養し、通常は塩酸や硫酸で殺菌をして、高性能のフィルターで除菌します。これで粗製母液を蒸発させて、粗結晶を得ます。通常はこれを洗浄して、精製母液を

除去し、今度は精製結晶として、きれいな結晶の形で製品にしている。たいていのアミノ酸や核酸などはこうやって売られている、遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物、菌体成分が除去され、生産物が結晶化などにより高度に精製されたものは、遺伝子組換え食品とはみなしていない。従来のものと成分表の比較のみでオーケーにしている、こういった事情がございます。

PPそれでは、遺伝子組換えの添加物についての安全性評価なのですが、まずは遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物。普通は、通常はこの安全性の評価基準にのっとって安全性を評価。セルフクローニング、ナチュラルオカレンスに該当するもの。一応安全性上の懸念があるかどうかをチェックして、特に懸念がなければオーケーということにしております。 遺伝子組換え微生物の菌体が残存する場合、遺伝子組換え食品の微生物の安全性評価基準を準用は、申請が今までございません、遺伝子組換え食品の種子植物と、掛け合わせのスタックだけがこれまでに申請され、審査が済んでおります。非たんぱく質性の高純度の添加物。これは、先ほど御説明いたしたとおり、最終産物が高度に精製されたものの安全性の評価基準の考え方に従って評価。

PP技術の進歩で厄介なことが起こり。リンゴですと、種子が発芽してから、花が咲いて、実がつくのは、大体5年から10年ぐらいかかります。新しい品種の育種には50年くらいは必要、生涯に新しい品質を1つ育種できれば、この人は成功した育種家とみんなが認める。大体このくらい気の長い話ですが、FT遺伝子、開花ホルモンの遺伝子、これを強制発現させますと、小さな鉢植えで発芽から2カ月で花が咲き、育種にかかる時間を飛躍的に短縮。FT遺伝子を単に強制発現させただけで、その後は特に何もしないわけですから、遺伝子組換えの痕跡が残りませんので、検出する手段がありません。最近いろいろ出現して、どのように対応していくか考えていかなければならない。

○事務局 厚生労働省は、リスク管理機関として、食品衛生法に基づき、平成134月から個別に遺伝子組換え食品等の安全性審査、内閣府の食品安全委員会の食品健康13 影響評価の結果を踏まえ。 この中に、自然の交配に極めて類似しているもの等、安全性審査を要する「遺伝子組換え食品等」に該当するかどうか自体が課題、こうした食品につきましても、この10年間に知見が蓄積。一方で、組換えDNA技術の進歩などから、従来の概念では捉え切れない食品等が開発されつつある状況。

遺伝子組換え食品等として安全性審査の対象となる具体的な範囲の明確化。安全性審査の対象になるか否か、判断基準。

食品衛生法における「組換えDNA技術」を用いてはいるものの、国際的には遺伝子組換え食品等に含まれていないとされているもの、もしくは食品安全委員会で安全性評価が不要とされているものの取扱いについて、厚生労働省としてはどう考えるのか。判断基準の明確化、同様に食品衛生法における「組換えDNA技術」を用いて作出された食品、添加物のうち、食品安全委員会にて「安全性評価は必要ない」または「改めて安全性の確認を必要とするものではない」とされているものへの該当性について、その判断基準を示すことができないか、そういった検討がある。セルフクローニング、ナチュラルオカレンスのリスク管理に係る現状。定義ですが、「セルフクローニング」とは、組換えDNA技術によって最終的に宿主に導入されたDNAが、当該宿主と分類学上同一の種に属する微生物のDNAのみであるもの。「ナチュラルオカレンス」とは、組換え体と同等の遺伝子構成を持つ生細胞が自然界に存在するもの

こうした生物は、自然界にも発生しうるもので、生産された食品は、組換えDNA技術を用いたか否かの判断がつかない。判別も困難。リスク管理上国際的には、CODEX基準、米国、EU等でもセルフクローニング、ナチュラルオカレンスのものを得る際の組換えDNA技術は、遺伝子組換え技術には含まれておりません、多くの国では、事業者の自主確認のみでの了解ということに。 日本も、セルフクローニングやナチュラルオカレンスに該当する微生物を利用して製造されました食品、添加物は、食品安全委員会の安全性評価基準においては、安全性評価の対象には含まれておりません

厚生労働省の安全性審査の手続に関する告示は、セルフクローニング、ナチュラルオカレンスに該当するものも、一旦、食品安全委員会に食品健康影響評価を要請し、そして、セルフクローニング、もしくはナチュラルオカレンスに該当するために、安全性評価は必要ないと判断された場合、事後的に厚生労働省の安全性審査の対象から除外するという取扱いになっており、安全性を確認した旨を公表掲載は行っておりませんがホームページでの公表を行っております。 この中で、セルフクローニングやナチュラルオカレンスに該当する微生物を用いて製造した食品添加物につきまして、食品安全委員会の意見を聞かずに流通した場合には当然、食品衛生法の違反に該当いたします  平成23年末以来、まさにこれらに該当します「遺伝子組換え食品添加物が安全性を経ずに市場に流通していた」という事案が生じました。背景は、日本における規制が多くの国と異なって、DNA技術を用いたか否か、検査をしても判断がつかないがございます。

判明した5品目のうち4品目は厚生労働大臣の了解を得た上で、新たな

輸入・加工販売は禁止、回収は不要措置を。同様の事例が発生しないよう、関係事業者に注意喚起。代謝系に影響のない遺伝子組換え植物の掛け合わせ品種、プレゼンテーションの中で「①×①スタック」遺伝子組換え植物は、個別に安全性審査が行われ、遺伝子組換えでない従来の食品と比較し、安全性が同等と確認。安全性審査済みの遺伝子組換え植物同士を掛け合わせて得られた植物を「スタック」、代謝系に遺伝子組換え影響がなく、害虫抵抗性や除草剤耐性の形質を獲得し植物同士を掛け合わせて得られたものを便宜上「①×①スタック」と。これは食品安全委員会の遺伝子組換え植物の掛け合わせについての安全性評価の考え方を反映し、遺伝子組換え植物を宿主の代謝系に影響を及ぼしていない①と呼ばれているものと、宿主の代謝系に組換えによる影響があるものが②③に分類されて、スタックの開発状況が近年作出が進んでおり、日本でも171品種の安全性審査

が行われて。①×①スタックは165品種を占め、増加が見込まれます。

米国において、①×①スタックは安全上の懸念の対象とはなっておりません。 EUでは、①×①スタックも通常の遺伝子組換え植物と同様、ただし、6系統のスタックの申請がなされ3系統のスタックは改めての審査を行わないと。日本も、亜種レベル以上での交配や摂取量、食用部位、加工法等

に変更がある場合を除いた①×①スタックにつきましては、食品安全委員会で「改めて安全性の確認を必要とするものではない」という判断

 なお、「①×①スタック」以外の「①×②スタック」や「①×③スタック」に該当するスタックについては、まだ現在のところ、事例も少なく、事業者から今後申請予定の照会もないという状況。

○手島調査会長 10年前から積み残しになっていた課題もいろいろあるも、1つでも2つでも取り組んでいく必要がある。NBT、新しい、ニュー・ブリーディング・テクニックを用いた作物の御意見を。

○小関委員 NBT余りにもさまざまな手法、非常に複雑な、リンゴを早く開花させて、掛け合わせを早くして、いいもので出てきたら、FT遺伝子を交配によって外し植物体にするという方法論。そのほか例えば、線虫抵抗性の台木として組換え、今、トマトやナスにしても、大体ホームセンターで買うと、接いだほうが元気がいいでやっているも、上のほうは非組換えとかが出てくる、

○中島委員 次から次へと新しいのが出、検査で見破れないものをどうするか、うそをついて出し、見破る手段がない、野放しもいくまい。今のところなかなか妙案がない、

○小関委員 見破れないということは遺伝子組換え生物体ではないということですね。結局、カルタへナプロトコールは、技術を決めたわけではなく、遺伝子組換え生物体についての話、検査して見れないということは、それは遺伝子組換え生物体ではないという定義でよいのでしょうか。

4)

○中島委員 遺伝子組換え体というのは、ほかの生物の遺伝子が入っているものというわけですから、ほかの生物が入っていれば、これは当然見破れる、技術を用いたもので最終品にほかの生物の遺伝子が入っていなければ、遺伝子組換え体ではない、そうすると、遺伝子組換え体として規制をかけるなり、管理する意味があるのか、そこは、実際のところ、諸外国でもそういうものは必要がないという方向に傾きつつあり、私も、実効性を考えると、そういう考え方もありかなと。

○大坪委員 依然としてNBTをプロダクトのベースで見るのか、プロセスのベースで見るのか。世界の流れがどういうふうに変わっていくか、国内でも学会でどういう立場でやろうかとまだ十分かたまっていない、今、私たちが議論しなければいけないところの実効性を考えると、先に物が、考えがかたまる前に可能性があると思う。どんどん上がってくる新しい技術を使ったものが具体的に出てきたときに、どういうふうに対応していくのか対応の仕方があるといいのかなと思います。

○名古屋委員 魚介類では、遺伝子組換えの技術を用いて、既に多くの魚、エビ、貝を用いてつくっています。遺伝子組換えサケが一番近い、それ以外は、中国でコイの遺伝子組換え魚をつくって、多分アメリカの様子を見ていると思います、アメリカで決まると、すぐ次に中国が出てくると思います。 それから、今言われたような組換え体でないものに関しては、最近、突然変異育種と言って、今までは植物なんかでは放射線を使ったりとか、薬品も使っていますけれども、既に製品になっているのもあるようです、魚類でも、最近、薬剤を使って精子に突然変異を入れて、それを交配して、今いろいろやられています。一番近いところにいるのは、ミオスタチン遺伝子と、レプチンと言って、ミオスタチン遺伝子は筋肉の成長を

抑えるほうの遺伝子、それを壊して筋肉の成長の増大を促す。可食部分を多くできる。レプチンは食欲を抑える遺伝子、それを壊して、食欲を抑えるて、どんどん食べるという魚をつくっています。文科省のほうでバイオリソースプロジェクトというのが走っています、メダカではミオスタチンの壊れた遺伝子のメダカと、レプチンの壊れたメダカをつくって、実際にそれが筋肉量が多くなったり、食欲が旺盛になったりが確かめられています。実際の食用魚で応用していこうという研究があります、ただ、突然変異遺伝子が外国に関しては余りまだ研究報告はないようです。

○手島調査会長 NBT技術の重要性は非常に大きいと思うのですけれども、どういう食品がこれからつくられてくるのか、未知数の部分も多い、食品安全の観点からは、その都度、事例ごとに慎重に対応していくというふうな形になるのかと。

○小関委員 その個別事例が余りにも多岐にわたり過ぎていて、調査研究等何かお考えになっていらっしゃるのでしょうか。

○事務局 厚生労働省では、厚生労働科学研究費補助金の中に食品の安全確保推進研究事業がございまして、その中でNBTの基礎的情報収集や研究、今年度平成25年度立ち上げ対応しているところ。他省庁でも、適宜必要に応じて情報収集等を行っている。

○手島調査会長 そういう情報収集というのが非常に重要になってくる。

○小関委員 拙速な議論は私は避けたほうがよろしいかなと。

○手島調査会長 確かに導入した遺伝子、検査で見破ることができるのか。

大坪委員 情報共有の上で対応ができるかを考えていくというのが順番。具体的に今どういうものが開発されていて、これからどういうものが出てくる可能性があるかをまず一度まとめていただくようなことをしていただくといいかなと。

○小関委員 基本は食品の安全ということですので、NBTだからどうのこうのということよりも、まずはベースとして食品の安全という面から、調査研究の結論を

○手島調査会長  次にGM添加物、高度精製に関して

○中島委員 最近、セルフ、ナチュラルにも該当、高度精製品にも該当。つまり大腸菌の遺伝子でもともとつくる、大腸菌の遺伝子をさらに大腸菌の強いプロモーターを付ける、増強する、余分に回って分解も、つぶすなりして、結局、全て大腸菌でやっている。事業者はどちらで出してくるか、高度精製品で出して圧倒的傾向が、高度精製品でクリアできれば非常に楽。いいのかどうか。実際セルフ、ナチュラルでオーケーになっている事例も、この微生物とこの微生物が遺伝子を交換して、それを確認できれば、きちんとしたセルフ、ナチュラルな資料があるのであれば、圧倒的に9割くらいは高度精製で出てきている。議論する機会が少なく、

○小関委員 そもそも高度精製とは何かがはっきりしていない気はしている。要するに、何をもって高度精製なのか、その辺のことが明確になるまでは、工程書に書かれた純度を基本とか、何かとか、なかなかそう簡

単には結論は出ないのかな。

○手島調査会長 定義からの議論が必要。遺伝子組み換え添加物全体のリスク管理事項にもなってきます、別途時間をかけてじっくり議論を進めていくという必要があるものと思います。

セルフ、ナチュラル、あくまで微生物でつくられた添加物

○中島委員 非常に近縁で遺伝子を交換が確認できるものに限られており、実際に微生物ではなくても、もう少し高等な動植物でも遺伝子を交換する生物種はあるも、多分しばらくは上がらないのではないか、当面の間は、微生物に関して、近縁な微生物でセルフ、ナチュラルということに議論を集中してもいいのではないか。

○小関委員 私自身、植物の遺伝子組換えをやっているのですが、微生

物における遺伝子組換えというのは、非常に設計図どおり、こう言っては言い方は変ですけれども、うまくいくと。植物の場合には、今のところ、まだ運頼みというところも多々、微生物だけに区切ったほうが議論は確実に進むのではないか。

○大坪委員 セルフクローニング、ナチュラルオカレンスの問題は、多分これから先、一番大事な部分、明確にこれがセルフクローニングだ、ナチュラルオカレンスだと線を引くというのは、今は実はとんでもなく難しい。細かい配列をどうするかとか、いろいろな問題がある。技術そのものでここ

に線を引こうというのは多分無理、判断基準を積み重ねていくことをしないと、事業者も消費者も、何となくぼんやりした、いつまでたってもすっきりしない。微生物の積み重ねのだけでも、何か、納得できるものを。

○中島委員 微生物の場合は、どういうのが同一種なのか論があり、微生物の分類屋の考え方、いわゆる「分け屋」と「まとめ屋」がいまして、少々の違いでもみんな別々の名前をつけたがる人と、これとこれとこれは一緒だろうと一気にまとめてしまう人。パン酵母Saccharomyces cerevisiae 二 十 数 年 前 に 8 つ の 種 類 が 全 部 Saccharomycescerevisiaeに取りまとめられ、ビール酵母でもウイスキー酵母でもみんなcerevisiaeになりました。分けたのはいいけれども、余りに違い過ぎるのが混ざっていて、そうすると、セルフ、ナチュラルで昔は同一種だったからよかったので、分かれてからだめなのか、そうすると、名前が変わるということもまた非常によくあり、菌とこの菌の組み合わせでオッケーだったんだけれども、今、名前が変わっていて、いいのか、だめなのか。それは、こういうふうに名前を変えたと文献でも確認できれば、それはオッケーも、なので、微生物屋さんの特に分類屋さんのそういった事情もあり、これがまたさらにこの話をややこしくしているという事情がございます。 なので、これまでにオーケーになった、積み重なった事例に関してでも、それだけで

もわかりやすくまとめて、

○手島調査会長 類するものに関しては、セルフである、ナチュラルであるというふうな判断されるものがあるとわかりやすくなるですね。

○中島委員 確かにセルフ、ナチュラルでオーケーではあるという例の中でも、導入した遺伝子が元のに比べてアミノ酸が1個変わっているとか、塩基が1つ変わっているという事例でもいいのかとか、1つくらいでもアミノ酸が変わっていなければ、これはオッケーだろうと考えられます。また、実際に入った遺伝子の中で、ここが転写されないとか、翻訳されないとか、意味がないところであれば、これは問題ないというふうにも判断で

きます。 では、アミノ酸1個だけ違ったら、それだけでだめなのか。じゃ、2つ変わったらだめなのか。実はそういう事例も、1つくらいなら基本的には安全性を左右するような問題ではないと判断できるのですけれども、1つがオーケーなら2つ、2つがオーケーなら5つ、5つがオーケーなら10個とか、そういうふうになってくると、またどこかでわかりやすく歯どめをかけなければいけない、実際そういう案件も上がって、問い合わせ等もあったり、そういう点も一緒に議論しておく必要もあるかなと考えます。

○小関委員 1個ずつ、1個ずつ、1個ずつ、1個ずつ、そして、全部違っちゃった。線が引けないねと。先ほど大坪委員もおっしゃられたことに当たると思うも、明確なもの明示しておかないと混乱、当然それで違反事例に、一番大事なのは食品の安全性。観点としては、基本は食品の安全性。そこから見たときに、歯どめ、議論を踏んだほうが。

5)

○手島調査会長 アミノ酸が変異している場合については、自然界で起きているレベルかということもある、それを超えるようなことがあったときにどうするか、その辺りはやはりきちんとした議論必要があるかと。

○小関委員 微生物の組み換えというのは設計図どおりにパッパッパッといくわけですね。ですから、こうなりますねと分かるわけじゃないですか。それを科学的に安全性をきちんと担保しているわけで、突然変異育種。そっちは何でもいいのか。アンバランス感じてしまう、今までの突然変異育種で得られてきて、安全性を担保しながらもきちんとやってきたというところも考え、ある意味過剰にならないで、食品としての安全性が担保。突然変異育種と遺伝子組換え、横並び、きちんと両者合わせないと、科学的に見たときに異様な雰囲気が。

○手島調査会長 あくまで食品の安全性のベースに立った規格である必要があるですね。

○大坪委員 微生物でのいろいろな知見が蓄積し明確化はいいと思います。ただ、植物に関してもNBTの技術を使って、そんなに先じゃないような気がする。技術的には既に前から。植物も、出てきたときにどういう考え方で対応していくか。セルフクローニング、ナチュラルオカレンスをどういうふうに考えるかというところに結局帰結する気がします、食品安全性を念頭に置いた上で、実質的な効果のあるやり方を考え。

○手島調査会長 植物に関してもセルフクローニング、ナチュラルオカレンスという議論は避けて通れない、体制作りは進めておく必要が。NBTのほうの技術のほうの整理、情報収集の経過を見ながら、植物に関してもセルフ、ナチュラルも念頭に入れて。現時点では、まず微生物について事例をまとめて、規範をつくる方向に、

○小関委員 結局遺伝子組換えの生物体であるか、遺伝子組換えの生物体でないかという、いわゆる①×①というのは何かというと、今までの議論ときちんと線を引いて、議論を整理して。

○手島調査会長 GM、遺伝子組換え体と遺伝子組換え体を掛け合わせたものですね。その上で、スタックについての安全性として、特に①×①スタックに関しての評価のあり方をどう考えるかで議論をお願いしたいと思います。

○大坪委員 ①×①に関しては、当然事業者さんの側ではそういうものだという該当の認識はあるわけですし、逆にそういったものがどういう形で出てくるのか、余り縛りをきつくしないような形でちゃんと把握できるというのが理想的。何かそういう簡便な、届け出、報告みたいなものを上げてもらうような仕組みがあると、把握はきちんとできていますよということを示せて、なおかつ、余り事業者にも負担をかけないような形にできるのかなと、そういう仕組みはつくれないのでしょうか。

○手島調査会長 どういうスタックをつくっているに関しての報告という形を、事後であっても義務づけ、どういったものを作成しているかを把握しておくということは必要。報告という形をさせるということはできると思います。

○小関委員 ①×①、害虫抵抗性とか除草剤耐性、ウイルス抵抗性が①ということでなく、宿主の代謝系には影響がない。影響があるような除草剤耐性はこの範疇には入りませんねということはきちんと確認しておかないといけない。すなわち、何々抵抗性であっても①ではない。その辺、最初にシングル系統で食品安全委員会のほうに事業者さんは申請を出して、安全性評価の依頼をしてくると思うも、食品安全委員会のほうで、これは完璧な①ですねという御判断。そうじゃないもの、耐性だけれども、代謝系が変わっているから、②ですねというふうな明確な仕分け、確実に区別できるように思います。

○手島調査会長 安全性も含めてフル審査ですけれども、その際に、代謝系で、今までの除草剤耐性と違って、もしかしたら代謝系の影響が出るような除草剤耐性のものも出てくるかもしれないということもありますので、シングル系統の最初の審査のときに、確実に完璧な①なのかど

うか、記録をしてもらうという形が必要ですね。

○小関委員 過去のものにもさかのぼってやっていただくことはできませんか。そうじゃないと、今後のものだけしか対応できなくなってしまうので、その辺は事務局のほうはいかがでしょうか。

○事務局 ①×①への該当性が確認されているものでしたら、各かけ合わされた形質はそれぞれが①に該当すると理論的に言えますので、そちらのほうは過去の資料を精査しながらまとめることで対応は可能であろうと思います。作業したいと思います。

○中島委員 膨大な資料。要するに、その必要があるのか、植物の場合、それぞれの遺伝子①である、②であると分類されているわけではなく、この遺伝子とこの遺伝子を持っているこの系統についてオーケーかどうかというふう。なので、新しく出てきた系統について、これがオーケーかどうか審査。同じ遺伝子を含んでいても、遺伝子1、遺伝子2を含んだ系統1、それから遺伝子1と遺伝子3を含んだ系統2が出てくると、系統1についてオーケー。系統2についてオーケー。じゃ、次は系統1と系統2のスタックが出てくる。そういうふうになります。だけど、遺伝子としては1の遺伝子を両方とも持っているわけだから、遺伝子12の組み合わせ、遺伝子13の組み合わせと、こういうふうになっていって、だけど、科学的には、この遺伝子の改変は、これは代謝に影響を与えない①である。

この遺伝子は、例えば高オレイン酸大豆みたいな、これは代謝系に影響を与える②であると、これは遺伝子のほうだけチェックすれば、わりと簡単に①②と分類することができますので、厚生労働省さんのほうでチェックするときも、実はその観点で考えたほうが楽かなと。 ですが、あくまでも食品安全委員会では、この系統のこの作物がオーケーかどうかと

いう点だけチェックしてオーケーにしていますので、そうすると、例えばモンサントの111さんとか、そういう感じでオーケーになった系統の一覧表ができています。そのオーケーになった系統に含まれている遺伝子が全部①なのか、それとも②の遺伝子が混ざっているのかどうか、こういう形で分類していけば、そうしたら、この系統とこの系統は全部①同士だからオーケー、これは②を含んでいる系統だから、これのスタックについてはもうちょっとチェックが必要というふうに、わりと簡単に一覧表をつくって場合分けすることはできるかなと思います。

○小関委員 ある意味でいったときに系統ベースで考えるのでなくて、導入遺伝子ベースで判断をしていくというお考えでよろしいですか。

○中島委員 基本的に新しい系統が出てきたときに、その中に含まれている遺伝子が今までに認可になった遺伝子であれば、その考え方を準用して、この遺伝子とこの遺伝子これは何年にオーケーになって、これは何年にオーケーになって、これを持っているだけで、全体としてもほかに栄養阻害物はふえているわけではないと、そういうところを見てオーケーにしているわけなので、食品安全委員会がオーケーしているのは、あくまでも系統についてですけれども、ベースの考え方としては、遺伝子のほうを見て考えたほうが整理はしやすいかな。

○手島調査会長 組み込んでいる遺伝子の種類はそれほど多くはない、そ

ういう意味での整理は、事務局さんのほうにお願いできれば。

 確かにスタックですと、トウモロコシが特に種類が多く、165種類、一番多い品種で6種類の遺伝子を導入、これに関連する品種を11つ新しい品種として上げていくのには、膨大な数になってくる。

○小関委員 遺伝子組換え植物体であると。食品としての安全性の上に問題が起こるものではない。ですから、安全性のリスク評価は管理をする側として評価を受ける方向には渡さない形にする。ただ、届け出制という格好でリスク管理は継続するという考え方、

○手島調査会長 安全性審査の手続を経た旨を公表する官報に掲載する組換え食品の中には入れないも、管理は継続するという考え方になると思います

○小関委員 科学的な安全性評価はもう既に評価済みであるという考え方、スタンディングポジションに立って管理していくという方向性を明確にしておいたほうが。そうじゃないもの、ほかのものについては、やはり管理する上においては評価は絶対必要、そこの仕分けをきちんと明確化して、事業者にも国民にも明確な説明が、スタンディングポジションをはっきりさせておかないと、

○手島調査会長 確かに①×①のスタック、代謝系に影響を与えないスタックというのは、リスク評価としては終わったものと同等に考える。だ

から、リスク管理のほうだけで対応するというようなニュアンスでしょうか。

○小関委員 本日、NBTの話、添加物のお話とか、あるいはセルフ、ナチュラルのお話とか、①×①のお話とか、今までの知見の上に立っていると。今言った形で、安全性評価済みですねと。だから、あとは管理ですねという話になって、ある意味整理がつきやすいも、できれば、議事録なり何なりをおまとめいただいて、案を作成という方向性はいかがでしょうか。

○手島調査会長NBT(ニュー・ブリーディング・テクニック)については、技術の進歩が目覚ましい中で、今後、対応が求められていく課題。まず、どういう技術が現時点で開発されてきているのか、重要性を共有されたと思います。その上でNBTにどう対応していくかというのは、今後の議論と。その中には、植物のセルフクローニング、ナチュラルオカレンスといったことの概念も考慮。まずは、セルフクローニング、ナチュラルオカレンスについて、及び代謝系の影響のない掛け合わせ品種の取扱いについて進めていきたいと思います。今後、事務局のほうで、議事録の作成、対応案

の作成をお願いしたい。 以上で本日の議事は終了となりますけれども、

抜粋者からの一言

安心安全な食品は、人間側からみての判断、植物側から観ての意見も欲しいですね。全ての物は、子孫の繁栄と進化だと思いますので、植物が喜ばなければ、やってはいけない様に思われます。それには人間側の気持ちが大切である思われます。

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リンパマッサージはNPO法人日本メディカルリンパ協会の指導課を卒業しました。(現在は理事長が亡くなり廃校しましたが、現在はリンパ専門サロンとスクール名を変更して、継続しております。http://www.lymph-alice.com/)。
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