シックハウス問題

シックハウス問題

シックハウス問題を厚生労働省 新着情報配信サービス から抜粋しました

 

201336日 第13回シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会 議事録

 

まず、「毒性学とは」についてです。日本では意外となじみがない学問ですが、これは世界的にかなり有名な学問で、社会と関連した学問で、応用学問であるということです。基本メカニズムとして細胞から生化学、生理のことを使ってとか、分子レベルでの作用メカニズムを探求するというのももちろん1つですが、個体の中を調べて、量・影響関係を調べます。あとは、疫学研究などを用いて量-反応関係を評価する。こういうものもトキシコロジーに入ります。
それから、リスクアセスメント、これも日本では意外とまだきちんとやられてないところが多いのですが、害があるかどうかを確認して、その害が、量がふえるごとに発生率がふえていくという量-反応関係があるかどうかを確認し、生物学的モニタリングなどの手法を使って、本当に人間が曝露されているかを評価します。そして、リスクを社会的な面を含めて特徴づける。こういうリスクアセスメントまで含むものですから、非常に広い分野からなる応用学問だと言われております。

 

従来までのトキシコロジーの課題というのはどういうことか。1970年代ごろまで大きな問題になったのは、例えばイタイイタイ病の患者さんで長管骨というものの骨折が起こっているのですが、こういうカドミウムによるイタイイタイ病、またはメチル水銀による水俣病、この2つが日本で起こった環境汚染によって比較的大量の濃度で比較的短い間で起こってしまった代表的な病気です。これを毒性学を用いて原因やメカニズムを究明するというのが非常に大きな課題でした。

産業毒性学の大きな課題というのは、例えばアスベストはもう使えなくなっているのですが、アスベストを含む耐熱性、耐久性の物質は絶対必要なので、人工鉱物繊維などを導入しなければいけないわけですが、こういうものが、使ってみたらアスベストより危険でしたということでは絶対に許されないので、こういうものを使い始める前に、今ある動物実験、細胞培養などの毒性学の知見を用いて、その安全性の評価を行うことが必須ということになっています。
さらに、後で申し上げますが、許容濃度というものがあって、既存化学物質について適切な作業場の管理、健康推進のために許容濃度の設定を行うための基礎データを得るために研究を行うというのも重要です。
さらに、今、胆管がんなどが問題になっていますが、原因が不明の職業性疾患が現れたときの原因究明なども毒性学の役割ということになります。

 

内分泌攪乱物質では、量-反応関係では説明できないのではないかという説が出てきました。これは、低濃度のほうがむしろ高濃度よりも影響が強く、多く出るのではないかというような可能性が示唆されております。

 

年齢、遺伝的要因、排せつ機能の低下などにより有害物質に関する感受性が集団において異なる可能性があり、また先程説明したとおり、許容濃度というのはほとんど全ての労働者について大丈夫だというところなので、全ての労働者ではないということです。つまり、感受性が高い人が含まれていたときに、その人に病気が発生しない保証はないということです。
その例として、シックハウス症候群、または化学物質過敏症などという問題、これは医学的に統一された概念は実はまだ無いのですが、今回の検討会でも出されたように、これまでの許容濃度より低い値を設定しなければならないということが考えられています。つまり、弱者に配慮した、弱い集団に配慮したトキシコロジーというのがこれから求められるということだと思います。

 

中毒などで化学物質に影響が起こりやすくなるのを1型。これは化学物質過敏症というのが元からありまして、それに近い概念です。2型は、化学物質によってシックハウスが起こったという可能性が大きい。職場の新築、改築、転居、移転後など、あるいは家具を入れた後に発症している。さらに、曝露によって化学物質があるところで検出されたら2型の可能性は大きいということになります。
つまり、精神的なもの、または明らかにアレルギーやほかの疾患によるということがわかっている場合を除いて、この2型ということを考えなければいけません。この2型の場合は、化学物質を測定している場合もあるのですが、健康影響では許容濃度よりさらに低い値で起こっていることが考えられるということで、これらに対してどうアプローチしていくかが問題だと考えられます。

 

「カリモクのシックハウス対策取組の変遷」でありますが、やはりシックハウスで一番悪はホルムアルデヒドだと言われているのですが、ホルムアルデヒドとその他の化学物質、VOCですね。VOCを少しでも減らそうという水性塗料への取り組みですとか、重金属への取り組み、または表示について少し説明させていただきます。
ホルムアルデヒドにつきましては、ここに記載漏れもありますが、塗料も含めて接着剤も2004年から変更をスタートさせまして現在に至っております。
ホルムアルデヒド以外の13物質とありますが、多分、ホルムアルデヒドを抜くと、今、12物質だと思いますが13物質の内容についてはこのようになっています。塗料メーカーのほうは、2001年のころから一応いろいろタイアップして進めてきまして、弊社でポリエステルの塗料、スチレンが入っているのですが、この塗料以外は全て更新されまして、接着剤のトルエン、キシレン等の物質については全てフリーな状態になって、現在に至っています。
ポリエステルのスチレンに関しましては、また少し御説明させていただきますが、その他、VOCを少しでも減らしていこうということで、水性の塗料に取り組んだのが2004年の5月でした。これから1年半ぐらいやっていたのですが、少し挫折しまして、品質ですとか原価とかいうことで、やはりこの時期からみんな水性にという取り組みをしているのですが、現段階、塗料メーカーに確認しましても、その当時の水性の塗料の売り上げからするともう激減していて、使っている関係では、自動車関係のメインでない部位に多分多く使われているのではないかと思いますが、まだ使われているということですが、弊社としましては、いろいろと製品の品質等々も考えまして、今は保留になった状態のままになっています。
重金属につきましては、中国の玩具で鉛でしたか、検出され、リコール事件が発生した時期を機に、弊社で取り扱っている塗料にそういったものはないだろうということで検証していきますと、本当に少量だったのですが、色ネタにそういったものが使われているところがありまして、完全フリーを2007年にしております。食器棚全体の本体組み立て時に係るものについては、接着剤、塗料ということで、基本的に、告示対象外ではあるのですが、きちっとF☆☆☆☆の確認をとって進めております。

ダイニングテーブルは少しシンプルですが、これはほぼ木材でできておりますので、ほぼ告示対象外になるのですけれども、
天板や側板、天板はフラッシュになっていまして、回りに無垢のえん材が回っているのですが、それから側板、棚板、台輪、引き出しの前板、引き出しの中箱等々、全てこのような状況でF☆☆☆☆という形で製品化されております。
次に、椅子ですけれども、椅子も同様です。たまたまこの椅子の製品はアームも、このような形状をして三次元にしていますので、成形合板です。当然、この成形合板に関する証明もとり、どういう接着剤を使っているかということの確認、証明もとっております。あと

そういった中で、またエコの戻りでありまして、自然系の塗料を使いたいということもあるのですが、当初はやはり弊社も自然塗料を使っていたのですが、どうしても加工途中でホルムアルデヒドが発散して問題だということが東京都の調査の中でいろいろ話題になったときに、日本塗料工業会がF☆☆☆☆を下げてしまったということもありまして、弊社としてはその材料を使っていたものもF☆☆☆☆でないということで表示できないということであります。
実際のことながら、加工途中ですので、施工の部分ではホルムアルデヒドが発生しているのですが、完全に養生・乾燥して、ユーザーのところに届くときにはもうそういったホルムアルデヒドの製品からの放散というのはなくなっていくのですが、

VOCにつきましては、私どももよくわからなくて、どういうものだということが明確になってくれば、今までの証明書をとると同じような形で、検証・確認しながら排除していくとか、表示をしないだとか、いろんなことに取り組んでいけるのですが、まだそういったところがよくわからないものがありますので、今後明確になった情報をいただいて進めていければと思っております。
最後になりますが、「日本家具産業振興会の取組」として、前全国日本家具工業連合会のときからも進めているのですが、最近、改めてもう一度、製品の安心・安全、環境配慮のためのガイドラインの策定ということで、私もその委員になっておりまして、そこにここ1年ほど通って、もうそろそろまとまるだろうということですが、そういった取り組みに関与したり、あと、国際家具表示に関する認定実施規定の策定等に関与させていただきまして、国産家具の安全・安心というところをアピールしていければと思って取り組んでおります。
以上、簡単ではありますけれども、説明にかえさせていただきます。ありがとうございました。○角田委員 こういう家具の世界は全く知らないので大変勉強になりましたし、いろいろ考えられて努力されているということがよくわかりました。ご説明頂き、ありがとうございました。

 

管理者からの一言

「今後明確になった情報をいただいて進めていければと思っております」という建設関係者側からの悲痛の声が現状のようです。結局、行政も現場も解らない分野のようですね。

シックハウスの被害者が非常に多いと思います。喘息もアトピーも食べ物よりも空気の原因が大きいと言われています。一日で吸う空気の量は男性が20㎏、女性では18㎏と言われています。良い空気を吸うことは、食事よりも大事なようです。我が家の娘は引越す前は借家のあばら家に生活をしていました。3歳までは喘息がありませんでした。建売で購入した新築に移り住んで、更に犬を飼ってから喘息が発症しました。離乳食だけが原因とも考えられません。他の二人の娘は発症していないので、アレルギーの素因があったからなのでしょうが、空気は大事です。被害届も山のように会議録に書かれていました。被害があってからの対処は後手後手になりますね。

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リンパマッサージはNPO法人日本メディカルリンパ協会の指導課を卒業しました。(現在は理事長が亡くなり廃校しましたが、現在はリンパ専門サロンとスクール名を変更して、継続しております。http://www.lymph-alice.com/)。
リンパマッサージのオイルは、ひまし油にグリセリンを半々に薄めて使用しています。ひまし油は安定、酸化しにくい油です。ひまし油はエジプト時代では薬にも使われていたようです。リシノレイン酸という脂肪酸が90%含まれていて、プロスタグランジン受容体に結合、皮膚の賦活作用、鎮痛作用、抗感染症などの様々な効能がしられています。酸化しやすいといわれるリノール酸の含有率は5%です、これは、乳幼児によく使用されているホホバオイルと同等の量です。(科学ニュースの森)。更にラベンダーアングスティフォリアとリトセアの精油で化粧水を作成して使用しています。(日本メディカルアロマ協会のアロマ療法http://www.jmaa-aroma.com/)乳幼児にはラベンダーアングスティフォリアとナチュラルモイストジェルを使用します。
ひまし油は日本薬局方を合格の油を使用しています。

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