赤ちゃんの病気対応

赤ちゃんの病気対応

乳幼児期から、病気に強い子育て法に向けて

まどろみ助産院

<はじめに>

私たちの周囲には目に見えない細菌やウイルスなどの微生物が無数に存在しています。外敵だらけの世界に住んでいます。いつも呼吸と一緒に吸い込んだり、食べ物に付着して取り入れています。そのため、私たちの体の免疫システムが、常にパトロールし、外敵の侵入を防ぎ、進入した外敵を排除しています。ウイルスのようにつねに姿形を変えて、攻撃してくるものに対しては、獲得免疫(抗原抗体反応)があります。花粉、動物の毛なども免疫システムにあります。

赤ちゃんは、誕生後にさまざまな場面を経験する中で免疫力を身につけていきます。

<免疫システムとは>

l  赤ちゃんを病気から守って、健康な体を維持するには、免疫系が正常に働く必要があります。免疫系の主役は白血球です(顆粒球約60%・リンパ球約35%・マクロファージ約5%が良いバランス)細菌が侵入すると顆粒球が増え、食べて処理します。ウイルスなどが侵入するとリンパ球が増え、抗体を作って対処します。花粉や動物の毛、ダニが吸気から大量に入ってくると咳やくしゃみ、鼻水などで排泄できますが、リンパ球過剰体質の人はアトピー性皮膚炎や気管支喘息を起こすことになります。最近の子供は外で遊ぶことが少なく、転んで傷を作り化膿することが少ないため、顆粒球の活躍が少なく、リンパ球過剰体質の子供が増加しているといわれています。

l  免疫系は、内分泌系(ホルモン系)や神経系(痛み、熱などの外部からの刺激)とも密接に連携をとって、体内のバランスを保っています。どのシステムに障害が生じても、全体としてのバランスが崩れて健康を損ないます。(自律神経が関与))

l  人体の最大の免疫器官は腸管です。(腸管には全体の約60%にあたるリンパ球が集結)腸内の細菌叢(腸内フローラー)が一定のバランス(善玉菌と悪玉菌)を維持することで、有害な細菌や病原菌の進入を防ぎます。

l  生まれて間もない乳児は善玉菌のビフィズス菌が95%以上を占めています。成人期には1520%、老年期になると数%まで減少します。(善玉菌が多いほど腸年齢は若い)

l  プロバイオティクスともいう善玉菌(乳酸菌や乳酸桿菌、腸球菌など約40種類)は代謝の過程でビタミンB群、食物の消化を助ける酵素、短鎖脂肪酸など体に有用な物質を生成します。また、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などを改善します。

l  悪玉菌(ウエルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌の毒性株、バクテロイデスの毒性株など約30種類)は硫化水素などの腐敗物質をつくります。肉等のたんぱく質の分解が不十分になると腸内の腐敗が進み、アンモニアや硫化水素、インドールなどの有害物質を生産し、血液が汚れ、有害物質が血流にのって体中に運ばれ、肝臓、心臓、腎臓などに負担を与え、老化を促進させ、ガンをはじめとするさまざまな疾病の原因になります。アレルギー疾患やウイルス性の疾病は腸内の悪玉菌が増え、免疫力が低下したことが原因です。

l  乳酸菌は善玉菌の一種で、乳糖やブドウ糖を分解して大量の乳酸や酢酸を作り、その力で、悪玉菌の増殖を強力に抑制、更に、リンパ球であるマクロファージ、好中球、ヘルパーT細胞、NK細胞などの免疫細胞を活性化し、体の中の腐敗菌や病原菌などの悪玉菌の増殖を抑制する有効な物質です。

<乳酸菌は多種多様>

l  乳酸菌という名前からヨーグルトやチーズなどの乳製品を想像しがちですが、むしろ植物性の発酵食品に多く存在しています。

l  植物性の乳酸菌は過酷な環境でも生存できる強い菌で、腸の奥まで生きたまま届きます。酵母などさまざまな微生物と共存できます。

l  動物性乳酸菌は乳糖のみを分解します(牛乳で作るヨーグルト)
植物性乳酸菌はブドウ糖、果糖、ショ糖、麦芽等などさまざまな糖を分解します。

<悪玉菌増加の原因>

l  穀物の摂取不足

l  発酵食品(みそ。納豆、漬物など)の摂取不足

l  動物性食品の多食(高脂肪高タンパク質食)食生活の欧米化(悪玉菌のエサはたんぱく質や脂肪)

l  砂糖の多食

l  殺虫剤や農薬を大量に使用した野菜…農薬は土壌のバクテリア(細菌)のバランスを破壊する

l  食品添加物の摂取

l  喫煙・アルコール・炭酸飲料の摂取習慣

l  塩素処理された水道水

l  ストレス増大…現代人には悪玉菌が増える環境のほうが整っている

<うつる病気とどうつきあう?>

人が生きていくのに必要な免疫は、病原体に感染することで獲得されます。

ウイルスや細菌に感染しても、発病しないことはよくあります。3歳以前の乳幼児がおたふ

くかぜにかかると、三分の一くらいの子供は発病しないといわれています。日本脳炎にし

ろ結核にしろ、感染しても発病しない人がほとんどなのです。100人の子供の喉を調べると、

5人から20人位の人の喉に溶連菌がいるといわれていますが、この人たちのほとんどは発

病しないまま、いつのまにか溶連菌もいなくなります。ほんの少数の人が扁桃炎になった

り、しょう紅熱になったりするのです。感染していて発病しない人でも、他人にうつして

いることはあります。「突発性発疹は大人が赤ちゃんにうつしているらしい」とわかったの

は最近ですが、大人と子供と別々に過ごすことはできません。こんなふうに考えると、世

の中みんなで病気のうつしあいをしているのであって、「うつさないように」「うつらない

ように」といろいろ対策を立ててみても、たいして効果がありません。重大な感染症に対

しては、拡がらないための対策は必要ですが、たいしたことのない感染症は神経質になら

ず「拡がったら拡がったでいいや」という気持ちでいたほうが平和です。

ワクチンの効果

ワクチンで制御することができたのは→天然痘とポリオです。

はしかも流行は抑えられていますが、新たな問題も浮上しています。

近年、インフルエンザワクチン等、幾種類ものワクチンの予防システムが推し進められていますが、その効果をきちんと検証できているか、はなはだ疑問です。

感染症の特徴 

◎何回もかかり、症状が重くなる→マイコプラズマ、ノロ・ロタウイルス

◎仕事を休まなければいけない→インフルエンザ

脳炎や髄膜炎などは、病原体がどうやって入り込むのか、メカニズムはまだよくわかっていませんが、そのような症例はめずらしいケースです。

◎かかって免疫をつけておきたい→おたふくかぜ、はしか、水ぼうそう

◎他の保護者の目が気になる→水いぼ、とびひ、りんご病など

水いぼやとびひはプールの使用を禁止されますが、塩素消毒されているプールの水を介してうつる可能性は低く、感染経路としては接触感染が多いと思われます。

◎大人から子供へ循環する感染症→突発性発疹

突発性発疹の主な原因ウイルスはサイトメガロウイルスで、大人の唾液からうつります。合併症としては熱性けいれんがよく知られています。最近、脳症も注目されていますが、ほとんどは大きな合併症もなく治まります。

◎体の中に潜伏するウイルス→水痘

水痘は子供同士で感染し、ずっと体の中に潜伏しています。免疫が低下すると帯状疱疹という形で回帰発症します。

◎ 日本で今も、感染者数の最も多い感染症は→結核(10万人中20人・2007年)

◎ 発症率が低いのは→日本脳炎(数万人に一人)

◎ 発症率が高いのは→天然痘ですがワクチンによって撲滅できました

→はしかも比較的発症率が高いがここ数十年子供の死者数はいません。

はしかの免疫は一生持続するといわれていますが、ワクチン世代の母親の子供が母親から強い免疫をもらえず、昨年(2008年)は0~1歳の子供が120人も感染しました。しかし死者は誰もでていません。

<抗生物質の使い方>

はじめに、「細菌性のかぜ」と「ウイルス性のかぜ」のちがいを知っておきましょう。

◎ かぜにかぎった話ではないのですが、細菌というものは一般に体のどこかにとりつい

その部分の症状だけをおこします。たとえば中耳炎の場合、細菌は耳の中の中耳と

いう部分に取り付いて、そこで増殖します。症状としては耳の痛みが主で、耳の局部

的症状といえます。膀胱炎の場合は細菌が膀胱にとりついていてそこで増えるので、

頻尿・残尿感、排尿時の痛みなど、膀胱の局部の症状が出ます。

細菌性扁桃炎は全身症状がないため、こどもが「高熱なのに元気」という状態が多い。

幼い子供の場合は、痛みの感じ方が大人よりにぶいので、「痛い」と訴えずに、食べて

いる途中で止めてしまったりします。お母さんが注意して看てあげましょう。

◎ 一方、ウイルスの場合はのどや胃腸にとりつくほか、血液の中に簡単に入り込んで全身にまわりますから、全身的な症状が起こることが多いです。頭痛、節々の痛み、だるい、食欲不振といった症状です。

ウイルスによる、のどかぜ(ふつうのかぜです)の場合、頭痛、節々の痛み、だるさ、食欲低下といろいろ症状があって、ぐったりしていることがあります。しかしウイルス性のかぜなら、「ぐったり=重症」というわけではないことも知っておいてください。

<抗生物質を使うか、様子見るか>

細菌性の扁桃炎であれば抗生物質を使います。しかし見た目で細菌性の扁桃炎に見えても、100%ではなくウイルス性のかぜもあるので、迅速検査をして細菌性であれば完璧です。ウイルス性の、のどかぜの場合は抗生物質を使わずに様子をみる方が免疫力である白血球が活動し易く(腸内フローラ)早く治ります。「かぜには薬は一切薬を使わない」という方法もあります。人間側に、免疫力や抵抗力の強い身体を持てば、感染しても発病しないで済みます。もし発病しても軽く済みます。「細菌やウイルスなどの病原体が病気の元」という考えに立たず、人々の生活水準を高めるように生活しましょう。

 

 

引用資料:安保徹(免疫学・医動物分野) 山田豊文(分子栄養学)

引用雑誌:「ちいさい・おおきい よわい・つよい」ジャパンマシ二スト社NO71

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リンパマッサージはNPO法人日本メディカルリンパ協会の指導課を卒業しました。(現在は理事長が亡くなり廃校しましたが、現在はリンパ専門サロンとスクール名を変更して、継続しております。http://www.lymph-alice.com/)。
リンパマッサージのオイルは、ひまし油にグリセリンを半々に薄めて使用しています。ひまし油は安定、酸化しにくい油です。ひまし油はエジプト時代では薬にも使われていたようです。リシノレイン酸という脂肪酸が90%含まれていて、プロスタグランジン受容体に結合、皮膚の賦活作用、鎮痛作用、抗感染症などの様々な効能がしられています。酸化しやすいといわれるリノール酸の含有率は5%です、これは、乳幼児によく使用されているホホバオイルと同等の量です。(科学ニュースの森)。更にラベンダーアングスティフォリアとリトセアの精油で化粧水を作成して使用しています。(日本メディカルアロマ協会のアロマ療法http://www.jmaa-aroma.com/)乳幼児にはラベンダーアングスティフォリアとナチュラルモイストジェルを使用します。
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