おっぱいライフの食生活

おっぱいライフの食生活

まどろみ助産院

 

 

 

<先ず、「赤ちゃん」の特徴を理解しましょう>

 

l  赤ちゃんの身体は一年早く、未熟で産れてくる
他の動物は生まれてすぐに外敵から身を守らなければいけないので、体が優先されますが、人間は脳が優先されるので体よりも頭の方が大きく産れ、更に1歳までは、体よりも脳の方を優先して発育します。

l  一歳までは「体質」をつくり、1歳からは「体格」をつくる
母親が抱っこして移動するため、赤ちゃんの体重を増やさないという特徴が母乳にあります。母乳をのむことで赤ちゃんは体重を増やさずに内部分化をすすめます。1歳を過ぎてからが、ぐんぐん大きくなることが多いです。ミルクは牛のタンパク質なので体格の成長が母乳の子よりも大きいです。

l  赤ちゃんは油脂分のおっぱいを拒否します

母乳の質はお母さんが食べた物です。油脂分の多いおっぱいは赤ちゃんにとってのみやすいものではありません。そんなとき、赤ちゃんがおっぱいをかんだり、身をくねらせたりすることがあります。0歳の赤ちゃんは触覚と臭覚がするどいので、のむと下痢をするような母乳を拒否することがあります。現代人の食生活は動物性たんぱく、特に油脂分が多く、また甘いものや油っこいものをやめられないお母さんがとても多いです。赤ちゃんの世話に追われてしまって、手軽に食べられるコンビニ食や調理パンを過食してしまう人も多いです。

l  「不規則授乳」が本来の母乳育児の姿
30分のときも2時間くらい間があくこともあります。母乳は消化がよく、すぐにおなかがすきますから、あかちゃんはしょっちゅう泣きます。年中赤ちゃんを抱いていることを大変に感じるお母さんも、そのことを心配するご家族も多いでしょう。しかし、これが本来の哺乳類の姿なのです。夜間授乳は卒乳(2歳半位)まで続きます。たくさん眠ってくれるのが良いことだと思い込みをしないでください。何時間も眠ったままというのは、ミルクは母乳よりも消化に時間がかかっているからです。苦しがってうなり泣きをするようなミルクの足し方はしないようにしましょう。ミルク缶の表示にある量をうのみにせずに、赤ちゃんの様子をみてください。赤ちゃんの胃にやさしい一回量はせいぜい60mlくらいという説もあります。「母乳不足感」でミルクを補うお母さんが多い。ミルクを補えば、さらに母乳の出が悪くなり、おっぱいの質も悪くなり、赤ちゃんがのまなくなります。また、おっぱいにしこりができるなどの乳房トラブルが発生しやすくなります。本当に母乳が出ないお母さんは3万人に一人しかいないそうです。「母乳不足感」が元で、ミルク栄養になってしまう赤ちゃんがとても多いのが残念です

l  授乳中のお母さんの体は、眠りが浅くても睡眠が足りる
これはホルモンの働きによるものです。消化に時間のかかる油っこい食事を避けて、夕食を軽めにして、あっさりしたものを食べて下さい。そうすると、起きるのが楽になります。

l  赤ちゃんがほしがっているのは、お母さん自身です
0歳の赤ちゃんは触覚と臭覚でできたまったく別の生き物」、赤ちゃんの要求は感覚的なもの、お母さんの匂い、心臓の鼓動、肌触り、口に流れてくるおっぱいで満たされていく感覚等、赤ちゃんがほしがっているのは、乳汁の量だけではなく、お母さんに抱いてもらい、おっぱいがいつでも飲める状態にあることです。一日中抱いていてもかまいません。たくさん赤ちゃんと接してください。

 

 

<おっぱい食は健康食です>

 

母乳で育てていると、たくさん食べてもどんどんおっぱいに出て行ってしまい、授乳中はとにかくお腹が空くので、パンや麺類よりも、腹持ちのいいご飯を食べないと持たないでしょう。おっぱいは血液そのものです。貧血は妊娠中よりも出産後にすすみます。いい血液をつくる食事(根菜類や豆)も取り入れて、しっかりよく噛んでたべるのが、おいしいおっぱいには大事です。食だけでなく、身体を冷やしたり、疲れをため過ぎないことも大事です。適度に身体を動かし、規則正しい生活リズムを心がけ、ゆったりした気持ちで過ごしましょう。

 

l  授乳は大変な重労働です

昔は乳母という、それ専門の職業があったくらいです。お母さん自身の体と心もいたわることが必要です。赤ちゃんの心配ばかりで、母体のケアがすっかりお留守になっている人が多いです。24時間休みなしではどんな人でも疲れてしまいます。しかも、ママ業は長丁場です。
家族に赤ちゃんを見てもらって、熟睡したり、美容院にいったり、育児仲間を持ち、励ましあったり、行政支援の地域型育児サークルに参加するなど、「休息と仲間づくり」で元気を取り戻し、母親業を続けましょう。しかし、休憩も許されないでストレスでいっぱいになりながら頑張っているお母さんが多くいます。周囲の人や家族に協力を求めて、母乳育児を楽しんでください。本来は、母乳育児の期間は赤ちゃんとお母さんがのんびり過ごすことができる人生の楽しい時期なのですから。

l  食事は和食中心

ご飯をしっかりいただく方が「おかず食べ」より摂取カロリーが低く、塩分や油脂分が少なくて健康的です。まずは、おいしいご飯を炊いて、たっぷりいただきましょう。食事の量の半分は主食からとるのが、バランスのいい食の基本です。
①「一汁二菜」「一汁三菜」
ご飯とみそ汁に、メインのおかずが一つ、おひたしや煮物などの副菜が12品それだけで栄養のバランスがとれます。副菜の一つが漬けものでもいいから、気軽に和のご飯を食べて下さい。

②混ぜて楽しむご飯「五穀豊穣」

五穀とは人が常食する穀物で、米、豆、麦、アワ、キビ(ヒエ)のこと。ミネラルや食物繊維の豊富な雑穀は、近年、健康食材やアレルギー食として見直されています。ご飯に合うものは丸麦・はと麦・アワ・ヒエ・炒り大豆・小豆・緑豆・クコがあります

③鉄分を多く含む食べ物と食べ方

ほうれん草などの青菜、ひじきや煮干し、カキ、あさりなどの海産物がよくあげられます。植物性の鉄分は吸収があまり良くないので、良質のタンパク質やビタミンCと一緒にとるといいです。ニラや生姜、にんにく等の薬味・香味野菜は血行を良くします。

④乾物は忙しい人の味方

軽いので買い物が楽、いいだしも出る、ビタミンやミネラルなどの栄養価が生のものよりも高いです。

⑤野菜はどうして大切?

野菜にはまだまだ知られていない有効成分がいっぱい(1割程度しか知られていない)。かつて、食物繊維は不要のものと言われていました。近年、ポリフェノール、フラボノイド、カロテノイドなどの機能性成分が免疫力を高め、ガン予防や炎症を抑える働きもある。野菜を食べると体がすーっと楽になる感じってありませんか?お通じも良くなりますよ。お母さんが野菜を多く食べると赤ちゃんの便秘が治り、お肌もきれいになりますよ。

⑥食物アレルギーは「過剰」と「不足」が一体となったもの

過剰なのは、タンパク質、とくに動物性タンパク質です。タンパク質というのは、どんな食品にも入っていて、とても重要な栄養素。穀類にもキノコ類にも含まれています。だからお肉や卵などを食べなくても、量としては十分撮ることができます。今の私たちの食生活は動物性タンパク質に偏りがちなので、気をつけましょう。

反対に不足しているのは、野菜や穀物です。

⑦たくさん食べたものがアレルゲンとなりやすい

アレルギーを完全に予防することは難しい。ただ、アレルギー予防を一言でいうとすれば「いろいろなものを少しずつ食べる」。いくら身体にいいものでも、「ばっかり食べ」は危険です。とくにアレルゲンとなり易い食品(卵や乳、ナッツなどの種実類、豆類など)は取り過ぎに気をつけること。免疫力を低下させる砂糖と脂肪、食品添加物も多食しない方がいいでしょう。

三大アレルゲンといえば、「卵・牛乳・大豆」ですが、最近増えているのが小麦。アメリカでは大豆でなくピーナッツ。たくさん身体に入ってくるものがアレルゲンになりやすいのです。生活が洋風化してパン食が増えたことが、小麦アレルギーの増加の原因のひとつです。小麦は、パンや麺、お菓子、練り製品などたくさんの食品に使われています。ですから和食はアレルギー予防におすすめですよ。

⑧ねばねば食品は身体にいい

ねばねば、とろとろはどうして身体にいいのでしょう?モロヘイヤやなめこ、里芋のねばりは、ムチンという多糖とたんぱくが結合したもの。山芋のねばりはタンパク質とマンナンが結合したもの。いずれも粘着性があり、胃壁を保護し、消化不良を防ぎます。海藻類のぬめりはフコイダン、水溶性の食物繊維で抗癌、坑酸化作用があります。

⑨できるだけ黒っぽいものを食べましょう

黒っぽいものってなにかというと、精製などの工程を経ていない、できるだけ自然なものということです。たとえば、砂糖なら黒砂糖や三温糖、米なら玄米、小麦だったら全粒粉。反対に、白砂糖や精白米、真っ白な小麦粉など白いものは、原材料からいろいろな成分を取り除いた、きれいにお化粧した食べ物です。自然のままでその食べ物のエネルギーを全部丸ごといただくのが、黒っぽいたべものですね。精製していない物には、鉄、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富です。ほかにも、黒ゴマや黒きくらげ、ひじきやこんぶなども、鉄分が多いので積極的に取りましょう。

更に「色の濃いもの」と考えて、ほうれん草やモロヘイヤ、にんじん、トマトなどの色の濃い緑黄色野菜もビタミンやミネラルが豊富。それだけでなく、強い抗酸化力をもっている。 
⑩「食べるということは命をいただくこと」

単純に、いいか悪いか分けられるものでもないし、その人の生き方や環境にも左右されます。「無添加で安全なもの」という態度はもしかして謙虚さに欠けるのではないか、安心な野菜なら皮ごと使うとか丸ごと食べるなど、素材に手をかけすぎず、感謝の気持ちをもって、楽しくいただく。そんな食べ方が何よりの栄養だと思います。

 

 

 

 

引用図書:「おっぱいとごはん」竹中恭子 春秋社

「自然なお産献立ブック」岡本雅子 自然食通信社

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リンパマッサージはNPO法人日本メディカルリンパ協会の指導課を卒業しました。(現在は理事長が亡くなり廃校しましたが、現在はリンパ専門サロンとスクール名を変更して、継続しております。http://www.lymph-alice.com/)。
リンパマッサージのオイルは、ひまし油にグリセリンを半々に薄めて使用しています。ひまし油は安定、酸化しにくい油です。ひまし油はエジプト時代では薬にも使われていたようです。リシノレイン酸という脂肪酸が90%含まれていて、プロスタグランジン受容体に結合、皮膚の賦活作用、鎮痛作用、抗感染症などの様々な効能がしられています。酸化しやすいといわれるリノール酸の含有率は5%です、これは、乳幼児によく使用されているホホバオイルと同等の量です。(科学ニュースの森)。更にラベンダーアングスティフォリアとリトセアの精油で化粧水を作成して使用しています。(日本メディカルアロマ協会のアロマ療法http://www.jmaa-aroma.com/)乳幼児にはラベンダーアングスティフォリアとナチュラルモイストジェルを使用します。
ひまし油は日本薬局方を合格の油を使用しています。

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お子様の頭痛に使用して見て下さい。
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詳しくは、このホームページに書いてありますので、御参照下さい。
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