西式健康法

このページの目次です

①下肢に何故静脈瘤ができるの?
②虫歯の原因、歯を磨くべきか否か 
 ③血液貯蔵機能と静脈弁(堤防)と静脈瘤と症状即療法と、「西医学健康法」から転載
 ④「妊娠中毒症」の病名の改討の不思議と罪!?「西式健康法」2010年11月号から
 ⑤ストレス解消法の鍵とは、迷走神経(第10脳神経)第二の脳、太陽叢(丹田)を鍛える。
 ⑥人工的に動物に腸閉塞をおこさせると、その動物の脳の出血場所も異なって来る
 ⑦理想的な食事・ビタミンを多く摂る・西医学健康法から紹介
⑧ビタミンCと柿の葉製品の研究 西万二朗著から紹介
⑨合成ビタミンCと天然ビタミンC、ビタミンC大量摂取の問題点 

①下肢に何故静脈瘤ができるの?

西式健康法 2013・3月号

【西会本部長 西万次郎先生の著から】

 

下肢に静脈瘤などが何故できるの?

静脈には貯血機能という働きがあります。全身の細胞が必要とする血液需要量は、安静時と運動時では大きな差がありますから、その変化に対応するためです。

全身にある血液量、体液量は原則的に常に一定ですが、単位時間当たりの循環血液量、つまり心臓から拍出される血液量は、就寝安静時と全身の筋肉の力をフルに発揮している運動時では大きく異なります。

安静時の心拍数の正常値平均としては6070程度(持久運動を相当期間続けていると50前後まで低下することも多い)ということになっており、運動時の最大心拍数は160200強程度となっていることから分かるように、心拍数は細胞側の血液需要量に応じて3~5倍にまで増加します。

なお、交感神経興奮が強くなっている激しい運動時には、心筋の収縮率も向上(左心室がより強く収縮するの意)するとはなっていますが、正確なデーターは存在しないようです。トレーニングによって、一回当たり心拍出量は増加していく(心室容積の増大=スポーツ心臓)ということはよく知られていますが、運動時、安静時を比較した場合の左心室からの一回当たり血液拍出量は、ほとんど変化しないとされております。

つまり、安静時ではあれば毎分4リットル強程度の血液循環量であるのが、激しい運動時には毎分20リットル近くまで増加することもあるわけで、その急激な変化に対しても適切な対応を行うため、また、姿勢変化と重力の影響による対内血液の偏在によって脳貧血等をおこさないようにする、という意味ももちろん大きいのですが、それらのために十分な量の予備血液を持っているわけで、その多くは静脈血の状態で貯えています。

この機能の事を「静脈の血液貯蔵機能」とも呼んでいます。静脈血管が柔軟な構造で内容積の増加能力が十分あることを利用して、安静時には必要のない余剰な血液を静脈血管の中にとりあえずためておくということです。

これは、大量出血をしても全体血液量の半分近くまで失わない限り簡単には死には至らない、また、全体血液量の15%程度までの出血ならほとんど肉体的な影響はない、といったことの理由でもあり、400㏄程度の献血であれば健康上ほとんど問題は生じない、ということの根拠でもあります。

日常的に相当量の運動なり歩行をすることによって、ふくらはぎの筋ポンプ作用が十分に生じ、心拍数増加によって予備血液も適宜循環に動員されておれば何らの問題も生じません。しかし、今日の多くの人々のように、ほとんどの時間をただ椅子に腰かけて、あるいは立ち続けるような状況(もちろん仕事はしていたとしてもです)では、下肢の静脈血管は多くの時間、容量いっぱい膨らんで静脈血を貯留していることになります。

膨らみ続けている状態が常となれば、静脈血管内の内圧は高まって静脈血管を押し広げようとする力が作用し続けますし、貯血機能として限界に達した状況が常態化、つまり、下肢静脈血管膨らみきった状態が続くと、本能はそれに素直に適応しようとします。静脈血管細胞を増殖させ、血管を膨らませることによって、生活事態に合わせて血液貯蔵能力を増やそうとする、という一種の過適応であす。

もちろん、下肢静脈瘤ができやすいということは、静脈血管がそういった状況に適応しやすいという遺伝的な性質と、もともと体格と比較して血液量が多めである、つまり、少なくともやせ型ではない、といったことも、なり易い条件の要素にはなり得る、ということになります。

一方で静脈血管の細胞は増殖して膨らむけれども、静脈弁の細胞は増殖するようなプログラムにはなっていません。

その結果、血管が膨らみすぎると弁に隙間ができてしまい静脈弁としての機能が失われてしまいます。その結果、静脈血管、静脈弁の重要な役割である「筋ポンプ作用」能力が低下してしまうと、その周辺組織の血液還流は著しく滞るようになって、結果的に潰瘍を生じるほどになってしまいます。

当然のことですが、ここに至れば放置したりしてはいけないわけで、明らかに異常な状態、病的な状態であるということになります。

静脈血を下肢静脈に溜めすぎないように、つまりは、体重が多めな方であれば体重を落とす、運動が明らかに不足する人であれば、一般的には歩行などの運動を心がける、もちろん西式の毛管運動や足首上下運動を実施したほうがはるかに効率は良い。

不幸にして、表在静脈の弁機能が損なわれるほど進行してしまった人は、運動だけでは十分な効果が上がらない場合もあります。

そのような場合には、筋ポンプ作用以外の静脈血還流法、つまり毛管運動を行うと同時に、静脈血管の拡張を物理的に阻止する方法として「脚絆療法」(実践宝典、200頁を参照してください)を併用しないと効果は出てきません。

また、下肢静脈瘤の兆候が出始めた頃に弾性ストッキングを用いれば、下肢静脈瘤の進行を止めるか、遅らせることは十分に可能ですが、下肢静脈の血液貯蔵作用を物理的に低下させる療法ですから、日常の血液循環にはいささか支障を生じることにはなります。

循環系に負担をあたえることになりますから、当初は人によって動悸が強く出たり、顔のほてり等が出ることがあります。

もちろん、終日着用していれば、やがてその血液貯蔵能力に合わせて血液量を減じますから、それらの症状は軽減してくることになりますが、やはり締め付けていることによる不快感も相当強いようです。

現実的には入浴もありますし、着用したり、脱いだりを繰り返すことになりますので、弾性ストッキングさえしていれば万事うまくいくというわけにはいきません。

脚絆は下から順に隙間なく巻いていきますから、上達すればまるで立った姿勢で水中に居るように、足先ほど強く、上に行くほど弱くという理想に近い加圧状態にすることが可能ですが、弾性ストッキングの場合には、一本のストッキングとして作り、日常の脱着が少しでもやりやすいように作らなければなりませんから、脚全体に理想的な段階的加圧することは極めて困難であると思われます。

管理者からの一言
西先生は足の浮腫については、触れていません。大正時代にはリンパはまだ知られていなかったようです。静脈には静脈弁があるように、リンパ管にも安全弁があり、リンパ圧が亢進すると弁不全を起こし、リンパ液が周囲の結合組織に浸透し、管が硬くなり、リンパ管硬化現象が起こります。私は2例だけ、このような人をケアしてみましたが、効果はほとんどありませんでした。このような人はやはり手術された方です。その後、どうしているのかなと後日連絡してみたら、暖かっくなってきたら、よくなってきましたといわれました。その時は冬だったし、風邪とか、感染もあり、免疫力が落ちていた時期だったからかもしれません。全てに共通していますが、自分の体の免疫力を高めることが、マッサージ等のケアよりも大切な事だなと 実感しました。
それから人体の貯血機能がある場所は下肢だけでなく頭部にもあるそうです。ソッカ―、なるほど、高年齢の方の頭に静脈瘤が浮き出ているのを見かけることがあります。頭にどうして静脈瘤ができるのか、不思議でしたが、これでその謎が解けました。交通事故で頭をけがされると、頭からどんどん血が流れるのを、映画とかでも見かけますよね。頭のマッサージ、指で全体をトントンと叩いて、古い血液を追い出すことも大事だと思います。私が行っているヨガは頭を振ったり叩いたりするので、やはりこれはいいのかなと思いましたが、ほどほどにしないと危険かなとも思っています。体はいろんな方法で私たちの生命を一生懸命守ってくれている事に感謝、感激です。

②虫歯の原因、歯を磨くべきか否か

虫歯の原因、歯を磨くべきか否か
西式健康法 (2013.
五月号)からの御紹介

西会本部長 西万二朗先生の筆談

 

●虫歯の原因

当たり前のことですが、野生の動物では歯を磨かなくても虫歯になることはありません。すべての野生動物を調べた人はいないでしょうから、絶対とは言えないのでしょうが、普通はないものとされています。

一方で、家で飼われているペットの犬猫では、高齢化、長寿命化に伴って虫歯も歯周病も大変大きな問題となっています。

加工食品の比率が高くなればなるほど、虫歯や歯周病になり易いようですし、運動量も相当関係している可能性があり、さらには、ヒトの場合には十分に長寿命化に対応したとは言えない、今日の歯科治療法にもそれなりの問題があると思われます。

問題を整理しますと、自然界に存在するものを一切加工せずにそのまま食べている分には虫歯も歯周病もないし、だいたい野生動物は歯磨きはまったくしていないということです。

ただし、野生で生きていくためには、限られた食糧で生き抜くしかなく、硬いところは食べないなどとパンの耳を残すような余裕は基本的にはありませんから、骨をかみ砕いたり、かたい木の皮を歯で剥いだりしないといけないようなことも日常的に行っています。

そういった、ただ空腹を満たすために食物を摂るという行為なのですが、自然と歯磨きに類似した行為も行われていたということになりましょうし、歯の表面にこびりついて虫歯の原因となるような食材は、自然のままの食料では実質的には存在しないということです。

虫歯の直接的な原因となる乳酸菌群を過剰に繁殖させ、歯の表面を溶かす作用をするものはプラーク(歯垢)と呼ばれる物質ですが、プラークの正体は何かというと、80%が水分、残り20%は有機物となっており、そのほとんどが細菌そのものと細菌の生成物であるとされています。

プラークは”細菌の塊”という認識が一般的ですが、細菌は何もないところにコロニーを作ることは絶対ないわけで、当然のことですがその細菌コロニーを作らせた元の栄養分という物質が必ずしも間違いというわけではありませんが、カビだけが単独でいきなりコロニーを形成するということは絶対にありません。あまりにもカビが旺盛に繁殖してカビだけしか見えなくても、必ず中心にはその栄養源となっていた食物(有機物)が存在しています。

歯垢も全くそのとおりのはずなのですが、どういうわけかそれはほとんど無視されており、歯を磨かないとプラークを形成、それが成長して酸性物質(主として乳酸と考えられているようです)を生成し、それによって歯のエナメル質を溶かしてしまうことが虫歯の原因であるとされ、歯を磨かないと、しかも食後三分以内に歯磨きしないと、完全な虫歯予防にはならないといったことまで言われていました。

繰り返しになりますが、一般的には、その栄養源は糖類であるとされているために、甘いものを食べるから虫歯になると考えられていますが、糖類そのものは歯の表面にこびりついてプラークの芯となるとは考えにくく、やはりこれはデンプン類(広義の多糖類)であろうということになろうかと思います。

農耕を始める前の、採取、狩猟によって食糧を得ていた人類にはほとんど虫歯はなかったのではないかと想像されます。

●歯を磨くべきか否か

何のことを言っているのか意味が分からない方がほとんどであろうと思いますが、西勝造先生は「歯を磨くことはよろしくない」と言っていました。

歯周病菌がバージャー病の原因菌ではなく単なる結果だとしても、歯を磨かない方が良いなどということは多くの方にとっては、どう考えても間違っているように思われることでしょう。もちろんこれにはいくつかの前提条件が付きます。

自然のものを自然のままの形でしか食べないということです。原始人のような食生活をするのであれば、歯磨きは必要ないし、歯をブラシで磨くと過剰な刺激を加えて炎症の原因になるし、不適切な素材のハブラシや歯磨きを粉等を用いると、一番大切な歯の表面の保護層であるエナメル質まで削ってしまうからです。

歯の黄ばみが気になるからと、歯の黄ばみを除去する研磨剤入りの練り歯磨きで毎食後歯磨きをしていると、多くの場合数ヶ月で歯のエナメル質が削られてしまい知覚過敏(冷たいものを口にすると歯がしみる)になってしまいます。

練り歯磨きの多くには研磨成分が含まれていますから、強過ぎるブラッシングでは歯のエナメル質をわずかづつではあっても削ってしまう可能性がありますし、最新の学説では、食事直後の歯磨きがかえってエナメル質を削ってしまうから、食後最低でも30分程度たってから歯磨きをするのが良いというように変わってきているようです。

歯垢の形成には23日かかるから(細菌類が生成する酸性物質が歯を溶かすほどにコロニーが増殖するには、という意味)食後すぐ歯を磨くということにはあまり意味がなく、一日一回就寝前にしっかりと口腔内をきれいにする、というのが理想的であろう。というように変わりつつあるとのことです。

ただし、これは口腔衛星関連業界にとっては決して好ましい情報であるとは言えませんから、積極的にお金をかけてまでこのことを広めようとする人はいないわけで、その結果多くの方が、今日も良かれと思ってせっせとマメに歯磨きをして、口腔衛星関連業界に奉仕しながら歯科医の御世話になる時期を自ら早めているということになります。

なぜ、食後すぐの歯磨きがかえって歯のエナメル質を削ってしまうのかというと、食物中の酸性物質(日常口にする自然のままの食材はすべて中世~酸性です。酢の物、梅干などはかなり高い酸性)によって、食事中に歯のエナメル質は一時的に軟化してしまうそうなのですが、30分ほどすると唾液によってそれは中和されるので歯のエナメル質の軟化が元に戻り、30分程度経過していれば、歯を削りすぎてしまう懸念が少なくなるのだそうです。

結論を申しあげますと、現在の多くの方の食生活では歯磨きは一切しない方が良いということはとても言えませんが、やはり、これも過剰に行うことは明らかにマイナスである、ということです。

また多くの歯科医が提唱していますように、歯を磨く時は練り歯磨き(研磨剤入りの)は使わず、ブラッシングするだけのほうが良いということになります。

なお、参考までに練り歯磨きに含まれる研磨剤成分をご紹介します。私の手元にある某社の製品では「研磨剤」という用語は用いられておらず「清掃剤」と表示されています。歯磨きも製造会社も「研磨」は好ましくないという認識があるのでしょう。 

●歯磨き紛等に用いられる研磨剤成分

卵殼、含水ケイ酸、酸化チタン、重質炭酸カルシウム、シリカ、炭酸カルシウム、ヒドロキシアパタイト、ピロリ酸カルシウム、ピロリ酸2カルシウム、マイクロクリスタリンワックス、無水ケイ酸、リン酸水素カルシウム、リン酸2カルシウム、水酸化アルミニウム

まだ他にあるかもしれませんが、私の調べた範囲、といってもインターネットに掲載されたものから転載させてもらっただけなのですが。(http://www.toishi.Info/faq/question-fourteen/hamigaki.html

 今、私の目も前にある大手の製品には「清掃剤」として炭酸カルシウムと無水ケイ酸が使用されていました。大阪西会では、「海の精歯みがき ねりタイプ」という製品を会員の方々に斡旋しており、私も大阪例会の時にしばしば分けていただくのですが、やはり、こういった、きちんと健康のことを考えた、西勝造先生に言わせれば「必要悪」ということになってしまうのかもしれませんが、まじめに健康に配慮した製品には研磨剤成分は含まれておりません。

繰り返しになりますが、西勝造先生が「歯磨きはよろしくない」という言葉を残していたとしても、それは最も健康に良い理想食でえある人類本来の非加工食(非加熱でもある)のみを食する場合の話であって、今日の平均的食生活を前提とすれば、全く歯磨きをしない場合にはきわめて短い期間ですべての歯を失う結果となりましょう。

●ついでに歯周ポケットの件

歯科衛生業界の悪口ばかり言っているようですが、「歯周ポケット」についても解説しておきたいことがあります。歯周ポケットというのは歯と歯茎の隙間のことで、その空間に食物残渣を丁寧に掻きださないと歯周病になる、という主張があります。

これも反対で、それなりに重度の歯周病になっているから歯周ポケットができるのであって、歯周ポケットに食物残渣が入り込んだから歯周病になったわけではないということを申しあげたいと思います。もちろん、後々それが憎悪することの原因の一つにはなっているとは思いますが。

歯と歯茎の接触部分のすぐ内側には、歯根膜という歯の根の部分を包んでいる組織があって、その組織が歯周ポケットなるものを生じさせないようになっています。歯周病になっていない犬の歯で観察するとよく判りますが、歯茎から伸びているように見える薄い膜が歯の表面に結合しており、全く歯周ポケットの存在を許さない構造になっていることが観察できます。歯茎、歯根膜、歯本体はもちろん別な組織ですが、ヒトの指先で考えれば分かり易いかと思います。

それらは表皮と真皮と爪のような関係であって、各々別な組織であることは明白ですが、手で土を掘ったとしても、通常の力であれば爪と三日月部分の皮膚の間や、爪下組織の間に土が入り込むことは絶対にありません。

あるとすれば、苦痛を我慢して強過ぎる力で砂に指先を突っ込んだような場合と、指先が壊死寸前になって組織がグズグズになっているような場合だけです。

考えてみれば判ることですが、歯周ポケットなるものが正常な組織であっても存在するのであれば、その隙間に細いものを入れて穿るようなことをすればするほど、その隙間が広がってしまうことになりますし、大体その細い隙間に毛先を挿入して掻きだすような動作は相当アクロバティックな磨き方をしないと無理だと思われます。

歯周病を防ぐには何をすれば良いか

まず、解剖学的、生理学的にそれら部分の循環がどうなっているかということを知る必要があります。歯茎のように片持ちの組織、これは独特の表現でしょうから解説を加えますと、一般の組織細胞は周囲すべてが液体(組織内液)に接触しており、細胞への成分補給は比較的自然に行われるようになっています。

ところが、歯茎などは真皮のような組織が剥き出しになっており、しかも反対側は歯の本体であって液体成分の流通は困難です。つまり血液成分の供給が非常に難しい組織であるということになります。

そういう意味では、適切な歯茎マッサージ(歯磨き的な行為)というのは歯茎を傷つけるようなものでなければ非常に有効な手段と言えましょうがそれでも上側のしかも表面側からだけの循環促進法であるということは否めません。深部から筋ポンプ作用を起こさせるのではなく、表面をなでることによるマッサージ法に似ていると言えるでしょう。

それでは、強く噛むことによって生じる顎骨(歯槽骨)と歯根との間に挟まれた歯根膜への圧迫、解放の繰り返しと、硬い食べ物が外側から直接歯茎を圧迫、解放の繰り返しと、硬い食べ物が促進されるという以外に循環促進の方法がありません。

最近のテレビのグルメ番組などを視ていますと、美味しいというのとほぼ同意語として「やわらかい」という言葉が使われますが、そういった食習慣が歯周病の増加につながっているということも間違いのないところであると思われます。

 

紹介者からの一言

爪にささくれができると、触れただけで痛いです。歯茎も同じですね。あまり触るものではありませんね。今まで、そこの部分を熱心に磨いていたように思います。柔らかいブラシを使用して、歯茎から歯に向かって、その反対には決して磨かないようにした方が良い様に思われます。

更にDrウオーターを私はお勧めします。

http://nibm.jp/

http://suzuhiro-clinic.jp/onepoint2.html

歯の治療でアマルガムを使用されていらっしゃる方は、アマルガムが溶けだしてきて、歯が黒ずんできますのでご注意してください。私もアマルガムがあり、初めはそれが嫌でしたが、歯の表面をこすれば取れます。その内に落ち着いてきます。むしろ以前よりも歯が白くなってきました。

私はお塩で歯を磨きます。歯茎から血が出やすかったのがすっかりよくなりました。とにかく、普通に売られている歯磨き剤は止めた方が良いようです。私は食後にお茶を飲みますが、お茶を飲むようになったら、歯垢が出来なくなってきました。食後はお茶の様なもので口をきれいにするのもお勧めします。ちなみに私も一日一回しか歯を磨きません。昔、治してかぶせていた歯が取れてきて、口の中で違和感が有っても、歯医者には行かないことにしました。歯医者に行けばどんどん歯を削ることしかしません。そのままにしていても、虫歯にならなければよいのです。

Drウオーターでは有りませんが、私も同じようなものを使っています。調子がいいです。むしろ穴が塞がってきている傾向です。歯の環境を良ければ回復するように思われます。

①虫歯の原因、歯を磨くべきか否か、西式健康法 (2013.五月号)からの御紹介します。

2013-10-15 16:48:22 
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西式健康法 (2013.五月号)からの御紹介

西会本部長 西万二朗先生の筆談

 

●虫歯の原因

当たり前のことですが、野生の動物では歯を磨かなくても虫歯になることはありません。すべての野生動物を調べた人はいないでしょうから、絶対とは言えないのでしょうが、普通はないものとされています。

一方で、家で飼われているペットの犬猫では、高齢化、長寿命化に伴って虫歯も歯周病も大変大きな問題となっています。

加工食品の比率が高くなればなるほど、虫歯や歯周病になり易いようですし、運動量も相当関係している可能性があり、さらには、ヒトの場合には十分に長寿命化に対応したとは言えない、今日の歯科治療法にもそれなりの問題があると思われます。

問題を整理しますと、自然界に存在するものを一切加工せずにそのまま食べている分には虫歯も歯周病もないし、だいたい野生動物は歯磨きはまったくしていないということです。

ただし、野生で生きていくためには、限られた食糧で生き抜くしかなく、硬いところは食べないなどとパンの耳を残すような余裕は基本的にはありませんから、骨をかみ砕いたり、かたい木の皮を歯で剥いだりしないといけないようなことも日常的に行っています。

そういった、ただ空腹を満たすために食物を摂るという行為なのですが、自然と歯磨きに類似した行為も行われていたということになりましょうし、歯の表面にこびりついて虫歯の原因となるような食材は、自然のままの食料では実質的には存在しないということです。

虫歯の直接的な原因となる乳酸菌群を過剰に繁殖させ、歯の表面を溶かす作用をするものはプラーク(歯垢)と呼ばれる物質ですが、プラークの正体は何かというと、80%が水分、残り20%は有機物となっており、そのほとんどが細菌そのものと細菌の生成物であるとされています。

プラークは”細菌の塊”という認識が一般的ですが、細菌は何もないところにコロニーを作ることは絶対ないわけで、当然のことですがその細菌コロニーを作らせた元の栄養分という物質が必ずしも間違いというわけではありませんが、カビだけが単独でいきなりコロニーを形成するということは絶対にありません。あまりにもカビが旺盛に繁殖してカビだけしか見えなくても、必ず中心にはその栄養源となっていた食物(有機物)が存在しています。

歯垢も全くそのとおりのはずなのですが、どういうわけかそれはほとんど無視されており、歯を磨かないとプラークを形成、それが成長して酸性物質(主として乳酸と考えられているようです)を生成し、それによって歯のエナメル質を溶かしてしまうことが虫歯の原因であるとされ、歯を磨かないと、しかも食後三分以内に歯磨きしないと、完全な虫歯予防にはならないといったことまで言われていました。

繰り返しになりますが、一般的には、その栄養源は糖類であるとされているために、甘いものを食べるから虫歯になると考えられていますが、糖類そのものは歯の表面にこびりついてプラークの芯となるとは考えにくく、やはりこれはデンプン類(広義の多糖類)であろうということになろうかと思います。

農耕を始める前の、採取、狩猟によって食糧を得ていた人類にはほとんど虫歯はなかったのではないかと想像されます。

●歯を磨くべきか否か

何のことを言っているのか意味が分からない方がほとんどであろうと思いますが、西勝造先生は「歯を磨くことはよろしくない」と言っていました。

歯周病菌がバージャー病の原因菌ではなく単なる結果だとしても、歯を磨かない方が良いなどということは多くの方にとっては、どう考えても間違っているように思われることでしょう。もちろんこれにはいくつかの前提条件が付きます。

自然のものを自然のままの形でしか食べないということです。原始人のような食生活をするのであれば、歯磨きは必要ないし、歯をブラシで磨くと過剰な刺激を加えて炎症の原因になるし、不適切な素材のハブラシや歯磨きを粉等を用いると、一番大切な歯の表面の保護層であるエナメル質まで削ってしまうからです。

歯の黄ばみが気になるからと、歯の黄ばみを除去する研磨剤入りの練り歯磨きで毎食後歯磨きをしていると、多くの場合数ヶ月で歯のエナメル質が削られてしまい知覚過敏(冷たいものを口にすると歯がしみる)になってしまいます。

練り歯磨きの多くには研磨成分が含まれていますから、強過ぎるブラッシングでは歯のエナメル質をわずかづつではあっても削ってしまう可能性がありますし、最新の学説では、食事直後の歯磨きがかえってエナメル質を削ってしまうから、食後最低でも30分程度たってから歯磨きをするのが良いというように変わってきているようです。

歯垢の形成には23日かかるから(細菌類が生成する酸性物質が歯を溶かすほどにコロニーが増殖するには、という意味)食後すぐ歯を磨くということにはあまり意味がなく、一日一回就寝前にしっかりと口腔内をきれいにする、というのが理想的であろう。というように変わりつつあるとのことです。

ただし、これは口腔衛星関連業界にとっては決して好ましい情報であるとは言えませんから、積極的にお金をかけてまでこのことを広めようとする人はいないわけで、その結果多くの方が、今日も良かれと思ってせっせとマメに歯磨きをして、口腔衛星関連業界に奉仕しながら歯科医の御世話になる時期を自ら早めているということになります。

なぜ、食後すぐの歯磨きがかえって歯のエナメル質を削ってしまうのかというと、食物中の酸性物質(日常口にする自然のままの食材はすべて中世~酸性です。酢の物、梅干などはかなり高い酸性)によって、食事中に歯のエナメル質は一時的に軟化してしまうそうなのですが、30分ほどすると唾液によってそれは中和されるので歯のエナメル質の軟化が元に戻り、30分程度経過していれば、歯を削りすぎてしまう懸念が少なくなるのだそうです。

結論を申しあげますと、現在の多くの方の食生活では歯磨きは一切しない方が良いということはとても言えませんが、やはり、これも過剰に行うことは明らかにマイナスである、ということです。

また多くの歯科医が提唱していますように、歯を磨く時は練り歯磨き(研磨剤入りの)は使わず、ブラッシングするだけのほうが良いということになります。

なお、参考までに練り歯磨きに含まれる研磨剤成分をご紹介します。私の手元にある某社の製品では「研磨剤」という用語は用いられておらず「清掃剤」と表示されています。歯磨きも製造会社も「研磨」は好ましくないという認識があるのでしょう。

<②へ続く>

③血液貯蔵機能と静脈弁(堤防)と静脈瘤と症状即療法と、「西医学健康法」から転載

2013-11-11 17:14:02NEW ! 
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「入門解説西医学健康法」(昭和三〇年三月発刊/健康日本舎版。現在絶版)より転載。 西勝造著

 

一、西医学の序論

わたくしは極端はであるが、今日の医者のいう病気などというものは、この世の中には存在しないと主張している。それは、症状即療法と解するからである。医者は症状を見て、そえを病気だというが、わたくしはそれを療法だというのである。

熱が出たといって騒ぐが、われわれの生体は、悪い黴菌バイキンを駆逐するために発熱するのである。喀血したといって驚くが、われわれの生体を養うには必要以上の栄養を取り過ぎるから、それが喀血として体外に出されるのである。いわば栄養過剰の結果、喀血ということになるのである。貧血を起こして倒れたとする。倒れたことは病気でなく、倒れたことによって貧血が治るのである。倒れることは療法である。と云ったからとて、倒れるような不心得を常日頃から持たぬようにし、倒れないようにするのが西医学健康生活法なのであるが、食欲のない時は食欲の出るまで食べずにまっておればよい。

症状療法と見るわたくしの疾病観は、これを裏返してみれば、われわれの生体には自然に病気を治す力、即ち自然良能の力が具ソナワっているということである。ちょっとした病気の場合、われわれは二、三日静かに寝ていればなおってしまうのである。薬をのまなくても、注射をしなくても、自然良能の力によって治るのである。

もともと医術というものは、自然の良能作用即ち治癒機転を促進し手伝うためのものである。自然が治療し、医師が処置していればいいのである。注射や薬が病気を治すものと思い込むから、いろいろの間違いが起こって来るのである。

生体に、自然良能作用が具っているなら、大病におそわれた場合でも放っておいたら、治るかというと、ものごとはそんなに簡単にいかぬものである。

もしわれわれが日常生活において、精神的にも肉体的にも、また経済的にも無理のない自然に適応した生活をしておれば、自然良能作用も力強く働くものであるが、生活上の無理は自然良能力を衰退せしめるものである。従って、無理な生活から現れて来る病気に対しては、自然良能力を賦活フカツし促進するために、西医学による手当を必要とする場合もあり得るのである。

今日の激しい社会生活においては、われわれは好むと好まざるとに拘わらず、無理な生活を送るように余儀なくされている。この毎日の無理な生活からくる生体の違和を、その日その日のうちにわが西医学健康法を実行することによって解消し、自然良能力が完全に働き得るようにするのが、西医学健康法の念願とするところでもある。

症状即療法とか自然良等々、いかにも観念哲学的用語を並べたが、わたくしはこれを生物学の適者生存の法則から解明されるべきものと考えていることをここに附言しておくであろう。

 

西式健康法 2013年3月号から抜粋

連載260 西万二郎著

●症状即療法②

いくら症状即療法と言っても、現れる異常な状態、症状はすべて喜ばしいこと、歓迎すべき状態であるというわけではありません。

当たり前のこととお叱りを受けるかもしれませんが、敢えて解説しますと、静脈瘤の破裂、最悪の事態としては食道静脈瘤の破裂、直接生命にかかわることのない静脈瘤の破裂としてはイボ痔からの出血もそうですが、これらは「症状即療法」であるから良いことだ、放っておけ、というわけにはまいりません。

解釈の仕方によっては、汚血(漢方用語としては“淤血”というのが正しい表現だそうで、本来の意味は「滞っている血液」という意味)を積極的に捨てているのだから、やはり「症状即療法」ではないかと考えたくもなりますがが、症状即療法とは生命を少しでも長らえるために発動され、出現する現象ですから、それが直接生命を奪う事態に至ってしまうようでは、当然ながら「症状即療法」には当てはまらないということになります。

静脈瘤が生じたところまでは「症状即療法」であるということですが、大量出血に関しては、症状即療法による限度を超えてしまった状態ということになります。

●静脈瘤形成がなぜ「症状即療法」なのか

静脈には貯血機能という働きがあります。全身の細胞が必要とする血液需要量は、安静時と運動時では大きな差がありますから、その変化に対応するためです。

全身にある血液量、体液量は原則的に常に一定ですが、単位時間当たりの循環血液量、つまり心臓から拍出される血液量は、就寝安静時と全身の筋肉の力をフルに発揮している運動時では大きく異なります。

安静時の心拍数の正常値平均としては6070程度(持久運動を相当期間続けていると50前後まで低下することも多い)ということになっており、運動時の最大心拍数は160200強程度となっていることから分かるよう、心拍数は細胞側の血液需要量に応じて3~5倍にまで増加します。

なお、交感神経興奮が強くなっている激しい運動時には、心筋の収縮率も強くなっている激しい運動時には、心筋の収縮率も向上(左心室より強く収縮するの意)するとはなっていますが、正確なデーターは存在しないようです。トレーニングによって、一回当たり心拍出量は増加していく(心室容積の増大=スポーツ心臓)ということはよく知られていますが、運動時、安静時を比較した場合の左心室からの一回当たり血液拍出量は、ほとんど変化がないとされております。

つまり、安静時であれば毎分4リットル強程度の血液循環量であるのが、激しい運動時には毎分20リットル近くまで増加することもあるわけで、その急激な変化に対しても適切な対応を行うため、また、姿勢変化と重力の影響による体内血液の偏在によって脳貧血等を起こさないようにする、という意味ももちろん大きいのですが、それらのために十分な量の予備血液を持っているわけで、その多くは静脈血の状態で貯えています。

この機能のことを「静脈の血液貯蔵機能」とも呼んでいます。静脈血管が柔軟な構造で内容積の増加能力が十分にあることを利用して、安静時には必要のない余剰な血液を静脈血管の中にとりあえず貯めておくということです。

これは大出血をしても全体血液量の半分近くまで失わない限り簡単には死に至らない、また、全体血液量の15%程度までの出血ならほとんど肉体的な影響はない、といったことの理由でもあり、400㏄程度の献血であれば健康上ほとんど問題は生じない、ということの根拠でもあります。

日常的に相当量の運動なり歩行することによって、ふくらはぎの筋ポンプ作用が十分に生じ、心拍数増加によって予備血液も適宜循環に動員されておれば何らの問題も生じません。しかし、今日の多くの人々のように、ほとんどの時間をただ椅子に腰かけて、あるいは立ち続けるような状況(もちろん、仕事はしていたとしてもです)では、下肢の静脈血管は多くの時間、容量いっぱい膨らんで静脈血を貯留していることになります。

膨らみ続けている状態が常となれば、静脈血管内の内圧は高まって静脈血管内の内圧は高まって静脈血管を押し広げようとする力が作用し続けますし、貯血機能として限界に達した状況が常態化、つまり、下肢静脈血管が膨らみきった状態が続くと、本能はそれに素直に適応しようとします。静脈血管細胞を増殖させ、血管を膨らませることによって、生活実態に合わせて血液貯蔵能力を増やそうとする、という一種の過適応です。

勿論、下肢静脈瘤ができやすいということは、静脈血管がそういった状況に適応しやすいという遺伝的な性質と、もともと体格と比較して血液量が多めである、

つまり、すくなくともやせ型ではない、といったこともなり易い条件の要素にはなり得る、ということになります。

静脈血管が膨らみ始めるということまでは、見栄の点を別にすれば「症状即療法」であるということです。一方で、静脈血管の細胞は増殖して膨らむけれども、静脈弁の細胞は増殖するようなプログラムにはなっていません。

その結果、血管が膨らみすぎるとに隙間ができてしまい静脈としての機能が失われてしまいます。その結果、静脈血管、静脈の重要な役割である「筋ポンプ作用」が生じなくなってしまいます。

許容限度以下に静脈血還流の補助ポンプ作用(筋ポンプ作用)能力が低下してしまうと、その周辺組織の血液還流は著しく滞るようになって、結果的に潰瘍を生じるほどになってしまいます。

当然のことですが、ここに至れば「症状即療法」だからと放置したり、喜んではいられないわけで、明らかに異常な状態病的な状態であるということになります。<以下省略>

 

転載者からの一言

頭痛、発熱、咳、鼻水、喀痰、下痢、痛み、等々…の症状を抑えない方が良いということですね。風邪の38度程度の熱は23日間持続すればウイルスが死ぬので、熱は下げない方が早く治ります。咳や喀痰は細菌やウイルス含まれているので、粘液と一緒に追い出して、下痢もお腹のウイルスや細菌を身体の外に追い出して、症状は抑えない方が良いということです。薬を使って症状を抑えてしまうと、外に悪い物が出て行かないので、却って病気を悪化させてしまうということです。だから、症状が治療で、症状即治療法であると。然し、症状も程度があるので、軽い内に身体をいたわって、症状を悪化させないことも必要です。

静脈瘤の原因は静脈弁の故障、つまり、堤防の水が溢れている状態と同じですね。西勝造先生は土木技師なので、心臓血管と土木工学を類似と考えた治療法をたくさん書かれています。私も少しずつ勉強しようと思っています。今日も読んで下さりありがとうございました。

④「妊娠中毒症」の病名の改討の不思議と罪!?「西式健康法」2010年11月号から

2013-11-10 15:30:04 
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「西式健康法」2010年11月号から転載

特別扁講演録 西万二郎著

 

●「妊娠中毒症」の病名の改討の不思議と罪?

日本では「妊娠中毒症」という病名。これは英語では「Toxemia of pregnancy」と呼んでいましたが、この病名が2005年から日本においては「妊娠高血圧症候群」という名称に変わりました。

日本では、このことを知らない人がたくさんいます。というより、知っている人の方が少ないのではないかと思います。

日本における名称変更は、一般マスコミに対しては、「“妊娠中毒症”と長年呼んでいたが、中毒の原因物質が存在しないことが判明し、病名と病態が一致しないということがあきらかになったから変更した」とされています。しかし、米国では既にこの名称変更は1972に行われており、その変更後の名称は「Pregnancy Hypertension Syndrome」であって、未だに現在の米国医学といささか異なる名称を用いていることです。

現在の米国における正式名称の「pregnancy Induced Hypertension」を日本語に直訳すれば、「妊娠性高血圧症」、正確には「妊娠によって誘発された高血圧症」というべきですが、日本式の病名らしい名称ということになれば、「妊娠性高血圧症」となるだろう、ということです。

まず、「高血圧症」と「高血圧症候群」という一見わずかな違いですが、微妙な名称の違いが存在するということ、何だか判りませんが、米国医学会で40年近く前に改められた名称が日本では5年前に改められたばかりであり、それにもまだ微妙な相違がある、という事実です。

これはきわめて不可解なことです。日本人とアメリカ人、確かに人種は違いますが、基本的な生物としての構造に、それほどの大きな違いがあるはずもありません。

●妊娠高血圧症候群の病態

次に妊娠高血圧症候群の病態、症状についてご説明します。以前、つまり名称改討前ということですが、改討前は「浮腫」、「蛋白尿」、高血圧」が三大症状ということになっていました。

2005年以前は、妊娠後期にこの3症状のうち2つ以上、あるいは1症状でも顕著に表れた場合には「妊娠中毒症」になった、という診断で、それなりの治療が行われてきました。

主として、安静と塩分摂取量の制限というようなことから治療、指導は始められますが、出産予定日が近づいても、妊娠中毒症の症状が治まらない場合には、といっても、ほとんどの場合、そういった妊娠中毒症を抑えるための食事制限などを始めると、より症状が強く表れるのが通例で、結局、帝王切開術で計画的に出産をするような場合が多かったようです。

ところが、このことは米国の産婦人科医はとっくに、40年前にはほぼ全員が承知していたことなのです。

「浮腫」と「たんぱく尿」生理的な反応であって、医学統計的には、ここが肝心ですよ、妊娠中毒症のうち、「浮腫」と「たんぱく尿」に関しては、多くの妊産婦、新生児の、出産から、ある程度までの生育状態を比較したけれども、実際に統計を取ってみると、妊娠中毒症という診断をされていた母子であっても、「浮腫」と「たんぱく尿」だけの妊娠中毒症であった場合には、母子の予後、つまり、出産後の健康、生育状態ということになりますが、これは正常妊婦と何ら変わらなかった、ということなのです。

つまり、高血圧を伴わない限り、いっさいの治療の必要はなかったという、米国ではとっくに常識になっていたことが、日本ではその研究発表自体が2003年になって始めてなされたというのは、いったいどういうことなんだ、日本はいまだに鎖国していたのかという錯覚に陥ってしまいます。 近代西洋医学は、最先端の米国であっても、基本的には経験主義であって、実際に思い込みから出発して、多くの経験を重ねて、時には多くの犠牲者が出て、始めて間違っていることに気づくということを、何十回、何百回と繰り返してきました。

妊娠すると、浮腫みを起こす人が多いという事実。浮腫んでいる人はたんぱく尿が出ている人は血圧もあがっていることが多いという事実。

これをきちんと科学的に検証せずに、見た目の思い込みによって、長年誤った医療が施されてきました

浮腫んでいるということは異常に違いない、まるで腎臓病のように尿からたんぱくが排泄されるなんて異常に決まっている、だから、そのまま出産ということになれば、母子ともに大変なことになるに違いない、という思い込みで多くのお母さんがお腹を切られて、帝王切開術ですが、体に大きな傷を作って、母子ともに無事なのはそのおかげだと思い込んできたわけです。

ところが、高血圧を伴わなければ「浮腫」も「たんぱく尿」も放置しておいて良い、関係無かったということが、国際的には1970年代には明らかになっており、にもかかわらず、日本の医学会ではそれによる訴訟でもおそれたのか、2005年まで知らぬ顔を決め込んでいたということです。

 

転載者からの一言

今でも、まだ、まだ、まだ、浮腫、たんぱく尿、血圧のチェックは妊婦さんの健康検査の指標になっています。更に入院時やお産直後にでさえも、尿の検査をしろとか、うるさく言う医者がまだまだまだいます。それも異常があった妊産婦に限って、後手後手後手で助産師に攻めてきます。

私は二度目の妊娠が双胎でした。ほとんど、浮腫がなく、蛋白尿が少し、高血圧もありませんでした。きっと身体が丈夫なのかなと思っていましたが、妊娠10ヶ月で片割れ突然亡くなりました。妊娠中毒症の症状が出なくても、異常は出ます。肝機能や血液凝固機能の衰えは、血液検査をしなければ判りません。血圧だけを指標にしても、異常は解りません。胎児の血流を超音波で診ていても、判りません。いつ、胎盤早期剥離で胎児が死亡するか、血流異常で双胎や品胎がで死亡するか、羊水栓塞で母親が死亡するか、血圧だけでは判断できません。だから、妊娠中毒症を妊娠高血圧症候群と病名を改討しても、あまり意味がないと、私は思っています。

私の40年近くの助産師経験からみて、血圧が高い妊婦さんよりもむしろ、若干高いか、むしろ低めの妊婦さんの方が急激に悪化しているように思われます。浮腫みや蛋白尿は身体が何かを知らせるサインでもありますので、全く意味がないとも言えません。しかし、過去でそれを理由に異常と判断していたことは、反省し、国民に説明の義務は当然あり、黙っているのは罪だと思います。

診断名は、その時代時代によってころころ変わっています。

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、統合失調症(精神分裂病)、

お医者さんが診断名をいろいろとつけて、ころころと変えています。

もう少し、診断名を厳格につけて欲しいものです。医療に従事していても迷うのですから、国民はなおさらです。それを黙って変えているなんて、そのような事が多い現代ですが、国民を馬鹿にしています。

私が西洋医学を学んで、理解できなかったことを西医学健康法で理解できたことが沢山あります。先ず、迷走神経と副交感神経の違いです、長年、その違いがどうも理解できませんでした。ある教科書には迷走神経(副交感神経)と、確かに書いていたと思いますが、それを見て、副交感神経は迷走神経のことであると、私は勝手に解釈する事にしました。でも、安保先生の御著書をたくさん読んでも交感神経や副交感神経の言葉が沢山出て来ますが、迷走神経の言葉はどこにも出てきません。西医学健康法には出て来ました。それでやっと理解できました。

交感神経も、副交感神経も、自律神経も、そのような神経は、何処にもないのです。お医者さんが勝手に解釈して、生理学的につけている神経なのです。

迷走神経は第10脳神経、第2の脳とも呼ばれていて、脳から脊髄を通らない一本の神経が迷走神経で、魚の鰓と関係が深いのです。

走行は舌咽神経とほぼ同様、喉頭筋(声帯)を支配、発声に携わっている、諸臓器(心臓、器官・気管支・消化管、)知覚野は舌咽と共に外耳道、鼓膜、耳介後部、軟口蓋の味覚(内臓知覚)、喉頭蓋窩の硬膜、喉頭や声帯の粘膜の知覚…。ストレスからくる症状と一致します。

私は、西医学健康法を3年前に知って、非常に勉強になる事が多くあります。これからもこのブログで紹介して行こうと思っています。

読んで下さりありがとうございました。

⑤ストレス解消法の鍵とは、迷走神経(第10脳神経)第二の脳、太陽叢(丹田)を鍛える。

2013-10-21 19:38:24 
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ストレス解消法の鍵とは、迷走神経(第10脳神経)第二の脳、太陽叢(丹田)を鍛える。

 

『西式健康法 2012..11月号』と

『絵でみる脳と神経』(医学書院・馬場元毅著から抜粋

 

●太陽叢

西式健康法の書籍には、「人体アルカリの調節器官たる太陽叢(大人ではへその斜め上左約一寸の部にある)を刺激して、体液をアルカリ性とするものであるから」という記述があります。西医学健康原理実践宝典においては、背腹運動として「何故腹部運動をするか」という小見出しのあとに、「西医学の腹部運動は腸に運動を与えると同時に、臍の左斜上一寸にある迷走神経の中心である太陽叢の刺激を行い、迷走神経を興奮せしめるためである。「理論応用・西式触手療法と保険治療法」の中では「腹部の運動は迷走神経を緊張せしめる。なお、腹筋を強靭ならしめる。従って内臓下垂を防止する。」と記されており今日の生理学と比較しても何ら遜色のないほどのレベルで正確に説明されています。

曰く「副交感神経中、その最も重要なるは“迷走神経”であるところから、一名の“迷走神経とも呼ばれている」

また、「交感神経の主なる神経叢は、迷走神経の枝と頚部の神経節から出る枝とからなる心臓神経叢と胃、横隔膜、及び大動脈の間にあって上腸管膜動脈内臓神経等を含む太陽叢神経等と及び下動脈が二本に分かれて総腸骨動脈となった云々」というように、あくまで当時の解剖学的な事実としてのべているだけで、太陽叢を刺激する、といった表現はまったく出てきません。

これらの文献の差異について考察してみますと、神経叢に刺激を加えた結果として生じる反応については、今日では自律神経における交感神経、副交感神経の興奮として説明されることが多いのですが、昭和20年代になると、理論解説の中心が交感神経刺激による体液の酸性化、迷走神経の刺激による体液のアルカリ化というように、酸・アルカリ論として説明されるようになってきたこと。

また、太陽叢=副交感神経というように説明されていますが、それは一般的な生理学的、解剖学的な事実とはいささか異なる、ということです。

●迷走神経

交感神経、副交感神経という分類の仕方は、生理学的分類です。つまり、神経の機能、作用の違いで分類した分類法によるということです。

迷走神経という用語は解剖学上の名称です。脳から脊髄を構成せずに直接頭部内に出ている12対の脊髄神経、これらを脳神経と呼んでいますが、このうち11対は頭部内にしかつながっていませんが、一対だけ、第10脳神経という神経だけは、頚部を経由して(脊髄とは別に内臓にまで達しているのですが、この神経でありながら内臓、小腸にまで達している第10脳神経の解剖学上の名称が「迷走神経であるということです。

発生化学からすると魚類時代には鰓エラを制御する神経系統であったととのことです。(活魚料理の鰓の部位が最後までピクピク、息絶えました

では、なぜ、副交感神経という名称を用いず、「迷走神経」と呼んでいるかということですが、これは副交感神経機能を有する神経の主力が迷走神経であるということで、そのように表現されることが当時一般的であったということです。

太陽叢は交感神経か副交感神経か

太陽叢」という用語は、もともと欧米で使われていた「Solar plexus

ソーラー・プレクサス=太陽神経叢)という用語の訳語であるという解説が多くみられます。そして、それは今日でいうところの腹腔神経叢のことであると解説されています。

ただ、ここで素直に、ああそうですかとならないのは、今日「腹腔神経叢」と呼ばれている神経叢歯「交感神経叢」であって副交感神経機能はないとされていること、さらにはその位置は鳩尾ミゾオチのところと明記してあり、西式でいう「太陽叢」の位置とは明らかに異なります。また、「Solar plexus」という用語自体も、今日では正式な医学用語ではないということです。

東洋医学等でよく使われる{臍下丹田}の方は、解剖学的にまったく対応する器官が存在しないものですから、「気の中心」といったようなあまり科学的でない説明がなされています。

一方、太陽叢の方は(ここからは“たぶん”ということ)臍の斜め左23㎝)に腹腔神経叢という器官があり、見方によっては放射状に見えることから、太陽叢=Solar plexus=腹腔神経叢というように解説する文献が出てくると、その後検証がなされないまま、孫引きされ、いつの間にか常識となってしまったという可能性もあるでしょう。

そして、その腹腔神経叢は、現在では交感神経叢であるということが生理学上の常識です。一方、西式言っている太陽叢は「迷走神経の中心である太陽叢」となっているわけで、一般に信じられていることとは異なりますが、位置も違えば、機能も異なるのですから、太陽叢=腹腔神経叢ではない可能性の方がずっと高いものと考えられます。

●腸神経系      

腹部の出し入れ(腹式呼吸)という動作による圧迫刺激によって生じる各々神経の興奮、緊張はどうなるかというと、腹部の三大神経叢はほとんど交感神経叢ですから、むしろ交感神経興奮が増大してしまうという矛盾した結果になってしまいます。従来の理論では説明が困難なのです

イギリスのラングリーという医師が最初に言い出している。腸システムとは副交感神経系、交感神経系と並ぶもう一つの自律神経系であるとした。ラングリーの死後、この腸システム理論は忘れ去られてしまった。

その後、コロンビア大学の解剖学、細胞生物学の教授であるマイケル・ガーション氏の「第二の脳」という著作によって再び腸システムを取り上げて、この神経系が脳と同じ神経伝達物質を使っていると発表すると大いに嘲笑された。

ガーション氏は神経胃腸学と言う比較的新しい学問を研究している1996年に第2の脳と言う言葉を作り出している。腸神経系)enteric nervous system)食道から胃、小腸、大腸に至るまでの全ての消化に関わっている。この第2の脳、あるいは小さな脳は独立して存在し、脳と同じように精巧な自律的神経回路を持ち、神経伝達物質と蛋白で情報伝達をしている。

と、紹介されています。つまり、自律性のレベルについてはまだ諸説があるようですが、少なくとも実際に自律性を有する、ということが生理学上の常識となったのはここ10年程のことではないかとということになります。

腹部は動かしさえすれば、どのような動かし方でも一向に構わない、やり易いように動かしなさいと西勝造先生の説明は、この腸管神経系の存在によって非常に現実味を帯びることになります。

つまり自己の意識で腹筋を動かし、その力で揚管を動かしてやると、原始的な自律性を有する腸神経系は混乱して脳に報告し、判断を仰ぐということになります。腸管に対する補正の指令は副交感神経系(消化管であればすべての指令が迷走神経で)を通じて腸に伝わりますから、腹部で動かせば副交感神経全般に興奮が生じるということが合理的に説明できるということです。

 

『絵でみる脳と神経』(医学書院・馬場元毅著から抜粋

■第10脳神経(迷走神経)

◎迷走神経のしくみと働き

●:咽頭と軟口蓋の諸筋を支配していて、嚥下運動の中心的役割を果たしています。また、有名な反回転神経は迷走神経の枝の1つで、咽頭筋(声帯)を支配し、発声に携わっています

●知覚枝:舌咽神経と共に外耳道、鼓膜、耳介後部の知覚(一般体性知覚)および軟口蓋の味覚内臓知覚)を司ります。この他、後頭蓋窩の硬膜、喉頭や声帯の粘膜の知覚もこの神経が支配しています。

 

紹介者からの一言

強いストレスを受けると、声が出なくなったり、耳が聴こえなくなったり、味覚が分からなくなったり、これは迷走神経の障害ですね。それから胃や腸の障害も迷走神経ですね。自律神経(交感神経と副交感神経)だけでは説明できないということがよくわかりました。それから、西原克成先生の「赤ちゃんの進化学」魚類が陸に上がって、鰓が肺や胃腸に変化したと、ここでも一致しました。そうするとストレスは自律神経よりも、迷走神経の方が深く関係してくるのではないでしょうか?

どっちにしろ、腹式呼吸をしたり、腹筋(丹田)を鍛えたり、がストレス解消には一番良さそうです。

⑥人工的に動物に腸閉塞をおこさせると、その動物の脳の出血場所も異なって来る

2013-08-15 10:48:15 
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腸と脳との関係

西勝造著

 

人工的に動物に腸閉塞をおこさせると、その動物の脳の出血場所も異なって来る――これは慶大川上教授の発表である。

更にまた、腸閉塞部の上と下との腸内貯留物を、他の動物を注射すると、その動物もまた死亡し、脳に出血が見られる。

われわれは腸と脳との関係を、切り離して考えることはできない。

中国では昔から、長命を得んとするものは、腸内を清くせよといっている。自分で体内に製造したものだとはいえ、糞便を腸内へ蓄えておくことは、衛生的ではない筈である。特に消化不良の場合の糞便などは、鼻もちならぬ臭気を発するのであるから、「わがものと思えば軽し傘の雪」というわけにはいかぬ。

少なくとも一日一回は、はいべんするように心掛けねばならぬ。

 

昨日ブログの西原先生の文章

交感神経の発生で、哺乳動物に精神・神経活動が発生する・「健全なる精神は、健全なる肉体に宿る」という言葉の生理学的な意味は、「精神」が“体壁系”の筋肉・骨格系に宿っていて、「こころ」が腸管内臓系に宿っているということである。 たとえば、夢というのは、筋肉システムの精神作用によって起こるものであると私は考える。

 

紹介者からの一言

昨日、ブログを、発信してから、私の心に引っかかっていた、西先生の文章も紹介させて戴きました。

夢は、脳の仕事ではなく、筋肉の細胞を表現しているのですね。ということは、脳が身体をコントロールしているのではなくて、身体の方が脳をコントロールしていることになりますね。つまり、脳の病気は腸が先に病気に患っていて、結果として、脳に病気の現象が写ったと言うことですね。うーん。腸は凄い、腸こそ心、腸が全てをコントロールしている、腸を大事に、食べるものを考えることが大切ですね。結局、腸は植物を育てる土(地球)だと言うことですね。

⑦理想的な食事・ビタミンを多く摂る・西医学健康法から紹介

2013-08-15 15:39:01 
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西医学健康法

西勝造

 

●理想的な食事

今日栄養を口にする人は、猫も杓子もカロリーを述べ立てる。わたくしとしても熱量の単位として、カロリーをいうことには反対ではない。しかしわたくしの主張する栄養学は、熱力学の第二法則のエントロピーを基礎とする栄養学であって、従って今日の栄養学とは異なっている。

またわたくしは栄養学においては、蛋白質が糖質にもなるし脂質にもなるし、糖質はまた蛋白質にも脂質にもなるし、更にまた脂質は蛋白質にも糖質にもなるということを、化学方程式を挙げて論じているのである。すなわち三大栄養素は交流するというのである。従来の学説では糖質と脂質地は』たんぱく質に変化しないということになっているが、わたくしはこれ等の論者に対して次のことばを浴びせている。空を翔ける鳥も土をもぐるモグラも、北極のエスキモーも南洋の土人も、その土地のものを食べて生きている。従って各々の食糧は異なっている筈である。ところがその生体を分析してみると、蛋白質の含有率は同率を示している。これは何故か。草食を主とする牛や豚の体内の蛋白質や脂質はどこから来るものか。

わたくしは理想的食事の撮り方として、次のように係数を挙げている。即ち主食物を十とすれば、副食物をも十とすること。そして副食物の割合を。野菜を三、魚肉類を三、果物を一ということにしている。

次に西医学においては、朝食は摂らぬことになっている。即ち昼と晩の二食主義の実行をすすめている。

また西医学では白砂糖の過食を極力避けるようにしている。これはカルシウムを破壊するからである。

次に体液の中生を保つために、最近アルカリ性食品が盛んに奨励され宣伝されているが、ここでは省力するであろう。できるだけ野菜食を多く摂るようにすれば、この問題も自然に解決するのである。また西医学健康法を朝夕実行すれば、この問題も解決されるであろう。

●ビタミンを多く摂る

わたくしは一にも二にもビタミンCをとれと提唱している。わたくしのビタミンC理論を、ろくに研究もせずに、某栄養学者が、西は馬鹿の一つ覚えのようにビタミンCばかりを宣伝していると悪口を言われたそうだが、わたくしにはわたくしの主張があってビタミンCを提唱しているのである。

第一、ビタミンCの一日の所要量が、他のビタミンの所要量に比較して殆ど絶対的といっても過言でない程多いことからも、ビタミンCを高調せねばならぬ理由がわかるであろう。しかし、わたくしは、所要量の点からのみビタミンCを論ずるほど軽率ではない。ビタミンCを十分に摂取してなければ、他のビタミン類がその効果をあらわさぬという理由からでもある。更にまた、ビタミンCを多量に摂るように食品の選択に意を配っておれば、それ等の食品の中には自ずから他の必要なビタミンやミネラルが含有されているから、特にビタミンCを主張するわけでもある。

また一つには、日本の医学者はあまり注意を払っていないが、膠原質(コラーゲン)の生成にはビタミンCが絶対的に不可欠のものであり、またこれも日本の医学者の多くは研究に手を染めていないが、動静脈吻合管もまたビタミンCが欠乏していては完全というわけにはいかぬからである。

ビタミンCの生理的作用及び二十六種の各種疾病の治療上の効果等に就いては、拙者「ビタミンCを参照せられたい。

 

紹介者からの一言

今も、昔も、医者の無知は変わらないようですね。

栄養学者も、相変わらず厚労省の子育てネットをみても、西原先生からみたら、間違いが多いように思われます。でも、御参考にして下さい、しかし、自己責任ですから、自分で判断してください。

http://www.mcfh.or.jp/

http://www.mcfh.or.jp/jouhou/fukudokuhon/76-77.html

⑧ビタミンCと柿の葉製品の研究 西万二朗著から紹介

2013-08-15 17:23:40 
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ビタミンCと柿の葉製品の研究

西万二朗

 

●血圧は低下させずにその他重大疾病のリスクを低減させるということの意義

血圧が上がって来るのは、全身にくまなく血液を送るために血圧を上げるのが最も手っ取り早い、確実な方法だから本能の指令によって上げているのであって、それが証拠にそういった場合の高血圧には自覚症状がありません。

ある日、血圧を測定され、高血圧ですねと言われて、降圧薬を使うようになった、というような方がほとんどでしょう。

若い時から降圧薬を処方されているような方は、会社の健康診断を欠かさず真面目に受けていたり、他の何らかの疾病や怪我で通院、入院した時についでの血圧測定で発覚し、それから降圧薬を服用するようになったという方が大多数です。

一方、非常に強い精神的ショック、たとえば肉親の突然の事故死のようなこと、とくに一家の大黒柱が急に亡くなった時など、葬儀などが一段落して、ふと心が緩んだような時に、身体の不調を訴える方が少なからずいらっしゃいます。

何か肩から頭にかけて重苦しいような感じで、ボーっとしているような、動くのがおっうくで、しんどい感じとでも言いましょうか、そのような時に医療機関を受診すると、最大血圧が200を超えているといったことも珍しくありません。

あまりの心労、ショックによって自律神経コントロールが大きく乱れてしまい、血圧を正しい状態に保てなくなってしまった結果です。こういう時、つまり、血圧そのものに問題がある時にはちゃんと自覚症状がでる。ということに注目しなければなりません。

自覚症状が出る高血圧、つまり一時的ではあるが強度の自律神経失調症などによって生じた高血圧なら、薬剤を用いて下げるということも否定はいたしませんが、自覚症状がないということはその状態がトータルではもっともよい状態、と本能が言っているわけですから、それに逆らって、薬剤を用いて強引に血圧を下げるということが最終的に良い結果に繋がると言うことは考えにくいことです。

●次の研究

柿の葉に含まれる成分の有効性に関する研究なのですが、長崎大学医学部薬理学第二教室の尾崎匡若教授(当時)、平成2年に発表されたものです。柿タンニンを経口投与しても直接的な血圧降下作用はあまり認められなかったが、発症するはずであった症状の発症率が大幅に低下した結果、寿命が大幅に延長されたということです、岡山大学医学部脳代謝研究施設機能生化学部門の森昭胤教授(当時)、九州大学薬学部の野中源一郎助教授(当時)らによって共同研究から柿の葉茶の抽出物であるプロアントシアニジンを経口投与したところ、顕著な血圧降下作用があり、その作用メカニズムの少なくとも一部は解明したと言えるのではないか、という報告です。

柿の葉茶の飲用を70年近く前から推奨し続けている立場からすると、大変ありがたい。

森先生の研究では「柿タンニン」という、原始的な加工は加えてあるものの昔から存在する普通の液状の柿渋を、通常の飲料水としても十分に飲用可能な0.5%濃度の状態で、しかも通常の飲料水として実験対象マウスに与えた結果です。

降圧作用が明確に確定される経口投与量は体重1㎏当たり300㎎ということですから、体重60㎏の人であれば8gということになりますので、通常飲用に供する柿の葉茶の濃度、総摂取量ではとても考えられない、想定外の量ということになります。

もちろん、この研究の目的は、柿の葉茶をどんどん飲みなさい、ストレートに血圧が下がりますよ、ということを言っているのではなく、将来的に柿の葉茶から抽出できる成分をから、明確な降圧作用を有する物質を作ることができる可能性がある、ということを言っておられるものと思われます。

柿の葉茶に関する研究はそう多くは存在せず、まだまだ、これからということでしょうが、情報が集約されてくると、それがまた新たな研究者がでてくるかもしれません。

 

紹介者からの一言

柿の葉茶にはビタミンCだけでなく、タンニンも含まれています。日本茶もそうです。放射能汚染にも日本茶が良いと言われています。ただ、日本茶にはカフェインが入っているので、乳幼児には不適です。柿の葉茶にはカフェインがはいっていません。あっさりしていて、水のように飲めます、西先生は乳幼児にも勧めています。私は飲むだけでなく、化粧水代わりにしています。

血圧が180以上高くても、安保先生はこれが私の正常の値だと言って、薬を飲んでいないと直にお聞きしたことがあります。

普段から自分の身体に気を使っていれば、自分の身体の変調に気づくことができます。その気づきは、規則正しい生活をすることにあるようです。

例えば、毎日同じ時間に散歩に行けば、季節の変化がいち早く感じることができます。太陽の出る位置、月の満ち欠け、星の位置、木の葉、草花から季節感を感じ取れます。

自分の身体の変化は、散歩をする人であれば、疲れ具合でわかります。私は太陽礼拝を毎朝100回していますが、やっている中で、身体の疲労感が分かります。早く終わってしまいたいと思うときもあれば、もう100回やりたくなったり、その時によって、自分の体調の変化がわかります。

もし、毎日、違う生活をしていたとしたら、自分の体調の具合が分かりません。

規則正しい生活とは、朝、同じ時間に起きて、同じ時間に食べて、同じ時間に寝ることなのかなと思っていた時には、そんなこと、無理だと思っていましたが、そういうことではないと分かってから、規則的な生活の大切さがわかりました。自分の身体の変化をいち早く感じ取ることが、人間ドックにいって健康チェックしてもらうよりも信用ができます。

⑨合成ビタミンCと天然ビタミンC、ビタミンC大量摂取の問題点

合成ビタミンCと天然ビタミンC、ビタミンC大量摂取の問題点 

 

ビタミンCと柿の葉製品(連載264)から紹介

西会本部長 西 万二朗

 

ビタミンCを栄養素として大分類するならば「補酵素」ということになります。補酵素とは読んで字のごとく、基本的には酵素の働きを補う作用をする物質のことです。

 

ビタミンCの作用

ビタミンCはもっとも基本的な補酵素ともいうべき存在であり、構造が単純であるが故に本当に多種多様な酵素反応を補助しています。

ごく一部の重要なところだけを説明をさせて頂くと、

「環状ヌクレオチドの生成、調整」遺伝子情報を決定する基幹物質の一部であり、細胞内情報伝達を司る物質とされていますので、個々の細胞が健全に働くための必須物質を生成し、正常化する働きがあると言っていることになります。

「プロスタグランジン」とは、細胞レベルで産生される各種生物活性を促す情報伝達物質のことで、一般的には外傷を負った際などに、細胞修復のためにその部位で産生され、それが痛み信号を発する原因物質ともなるので、プロスタグランジン生成を阻害する成分は鎮痛剤として用いられます。ただし、この場合のビタミンC作用としては、細胞の修復促進という意味になります。

その他、血管を含む細胞を構成する、繊維状タンパク質であるコラーゲンの生成関与に欠かせないであるとか、広範な抗酸化作用。各種物質の吸収、代謝に対する間接的な関与等などがある。つまり、非常に広範な生命活動に関与しているということです。

 

ビタミンC接種のポイント

多細胞生物にとっては欠くことのできない重要な成分で、ほとんどの哺乳類はその体内合成能力を有しています。

人はビタミンCを体内で合成することができませんから、食品等で接種する以外に方法がありません。

体内で合成できる動物の場合、すべて肝臓で合成するようですが、一般的に肝臓で合成する場合には時間帯、自律神経の働きによって(例えば睡眠中と活動中といった)、時間当たり合成量はそれなりに異なるかとは思いますが、それでも全身に供給するために常に一定量は肝臓から血中に供給されていることになります。

ところが、ビタミンC全量を食事から摂らなければならないということになると、常に安定して供給ということが難しくなってきます。

多くの方々は、ビタミンCを粉末などを毎日欠かさず定量接種さえすれば、それで十分に安定供給だと思っていますが、口を通して胃に入る量が毎日一定であるということと、全身の細胞に対して常時一定量を供給できるということと、全身の細胞に対して常時一定量を供給できるということは違います。

最大のポイントは、いかに血中濃度を切れ目なく高めに保つかということであって、喉さえ通ってしまえばそれですべてOKというわけで決してないということです。全身の細胞は24時間休むことなく、常に微量とはいえビタミンCを要求している訳ですから、それに応えるような摂り方、またはビタミンC含有食品やサプリメントを摂ることが賢明である、ということになります。

 

合成ビタミンCと天然ビタミンC

合成ビタミンCといっても、一部に都市伝説的に信じられているような石油を原料とした石油化学製品ではありません。そういう意味では、味の素等の商品名で有名な「グルタミン酸ナトリウム」(グルタミンソーダー)も、石油から作られるから基本的に毒物であるという誤った噂話でかなり困ったようです。

ただ、石油化学原料のアクリロニトリルといった素材からも合成は可能だそうで、ごく短期間そういった製法でも生産されたのかもしれませんが、やはりコストの問題で、現在ではすべてが廃糖蜜を微生物発酵させて作る製法とのことです。

ビタミンCに話を戻しますと、俗に合成ビタミンCと呼ばれるものは、基本的にはブドウ糖に2種類の酵素を作用させることによって、合成されたものです。そのブドウ糖の原料は、トウモロコシデンプンであったり馬鈴薯デンプンなどが利用されます。

そして、そのブドウ糖から合成されたビタミンCは、たとえばレモン果汁から分離、抽出した天然のビタミンCと分子構造はまったく変わらない、完全に同一のものです。

つまり、合成ビタミンCと天然植物由来の天然ビタミンCは、物質としては完全に同一のものであって、その直接的な作用についても何らの差異もありません。

それなら、安くて手軽に摂れる合成ビタミンCの方がベターではないかと考えたくなるところですが、それは消化吸収のメカニズムをまったく考慮しない、試験管の中での話しであって生体内はそれほど単純ではありません。

 

血中濃度を高く保つには

ビタミンCの血中濃度を高めに保つためには、吸収が順次穏やかに行われるという」ことが一番重要ですビタミンCの有効性をうたった健康茶などの中には、「天然ビタミンCだから吸収が早い」といったようなことを宣伝文句として使用している製品もありますが、これは全く事実に反します。

天然ビタミンC、つまり野菜、果物などの中に含まれるビタミンCは、その他の物質(デンプンとかセルロースとかの多糖類であることが多いようですが、具体的にどのような形で存在しているかということはいまだによく判っていないのだそうです)の消化(分解)が進むにつれて、つまりビタミンCを保護するような形で結合、あるいは包みこんでいた物質と切り離されると、初めてビタミンCとして吸収されることになります。

そういうわけですから、逆に粉末の純粋ビタミンC(L-アスコルビン酸)を何千ミリグラム単位といったレベルで摂取すると、極めて短時間に血液中に吸収され、血中濃度は飽和状態にまで上昇し、さらには血中飽和濃度状態を長時間維持できることにはなります。

メカニズムは不明ですが、小腸には選択的に物質吸収を抑制する能力があり、ビタミンCの血中濃度が飽和状態に達すると吸収が一時的に停止して、ビタミンCはそのまま消化管内に留まって、尿で排泄された分だけを順次追加吸収する仕組みになっています。その結果として、長時間血中濃度を飽和濃度に維持することができます。

血中飽和濃度を相当時間維持できれば、それが一番良いのではないか、理想的ではないかと考える方も多いかもしれませんが、それは一面的な味方ということになります。

効果ばかりに目を奪われて、副作用的なことに対する配慮が欠如していると言わざるを得ません。

 

ビタミンC大量摂取の問題点

レモン一個当たりの果汁に含まれるビタミンC量は平均的には20㎎程度とされています。レモン1個から絞れるレモン果汁はおよそ30㏄程度とされていますから、もしレモン果汁だけでビタミンCを1,000㎎摂取しょうと思えば、レモン果汁を1.5ℓを飲まなければなりません。「だからやっぱりサブリメントでなけりゃだめなんだ」と早とちりしてしまうわけですが、私が申し上げたいことは全く逆です。

レモン果汁の酸味の正体はクエン酸ですが、レモン果汁のように極端に酸性度の高いものが多量に消化管に入ると、消化吸収に悪影響を与えるから、味覚という感覚が存在しその害を未然に防いでくれる仕組みです。

ビタミンC粉末も大変酸味が強く、オブラートで包んだりカプセルに入れないと、普通の人は酸味が強すぎて飲めません。

それを、オブラートで包んだりカプセルに入れて、健康を守ってくれる重大な感覚である舌をだます、臭覚と合わせて金剛力士像の阿形(あぎょう)と、吽形(うんぎょう)の如くわれわれの健康を守る最初の関門の1つである味覚を故意にだまして、それで良い結果が得られると思う方が間違っているのではないでしょうか。

なお、消化管内のpH(塩酸基)の違いによる各種影響については十分な研究は存在しないのではないかと思われます。消化管内のpHも、自然な食物、環境の中で最適に働くように設定されているということは疑う余地がない事実です。

 

ビタミンCの理想的な摂取法

ビタミンCは野菜、果物などの食品から摂ることが一番良い、ということは多くの人々は直感的に知っています。それでも、毎日毎日確実に摂取することが困難だから、薬剤なり、サブリメントで補う必要があると考えていることになります。

たとえば、「フレッシュファイブ」は凍結乾燥法で加工していますので、ビタミンCは加工段階でもほとんどは破壊されることはありませんが、それでも絶対量は生野菜に換算して140g相当でしかありませんから、実際に含まれるビタミンC総量は4060㎎程度です。

厚生労働省の過去の最低推奨量程度はそれだけでも摂取できますが、夏場発汗等が増えると十分であるとは申し上げられません。

そこで、それなりに生野菜、果物を摂ることが多いと思っている方でも、何らかの事情で万一にも不足傾向が出ると大変よろしくないということで、自然の摂理にできるだけ沿った形での摂取が求められることになります。

もちろん、ヒトはビタミンC合成能力を失っていることは事実であり、毎日毎日確実にビタミンCを摂取できる保証もありませんでしたから、ビタミンCは各種臓器や筋肉中に備蓄が可能で、まったくビタミンCを摂取できなくなってから最低でも3カ月程度は、顕著な症状(壊血病による皮下出血等)は出ないとされています。

繰り返しになりますが、一般の薬剤やサブリメントを中心にビタミンC摂取を考えると、単純な量としては十分に思えるでしょうが、消化管内のpHを不自然に偏らせたり、あるいは中和物質の過剰分泌を促すことになります。

また、次々と尿で排泄されてしまい、その排泄された分を補うように

小腸内に残存していたビタミンCは速やかに吸収されてしまいますから、血中飽和濃度を保てる時間は意外と長くありません。

一方、自然の食品中のビタミンCは、前述の通り、ビタミンC吸収の事だけを考えるなら不純物(他の栄養素等)に吸収を邪魔されるお陰で、飽和濃度にまで達することは絶対といって良いほどないが、高原状態を長時間維持できるということであって、それこそ理想的な吸収状態ということになります。

 

柿の葉茶の特質

西式健康法で70年以上推奨を続けている柿の葉茶について解説します。現在、西会本部で販売している柿の葉茶は、ビタミンC含有量としては1ティーバッグ当たり2540㎎程度ですから、サプリメント類の1錠で1,000㎎とかいった数字と単純に数値のみを比較すると、非常にさびしい印象を受けるかもしれませんが、最近の研究ではその他各種作用についても注目されつつあります。

柿の葉に含まれるポリフェノール等の作用として、抗酸化作用やアレルギー抑制作用(花粉症の症状軽減)はすでに複数の論文が発表されていますし、「西式健康法の柿の葉茶」のようにビタミンC含有量が多い製品では、ビタミンCの直接的な抗酸化作用も期待されます。

その他にも、α₋アミラーゼ活性阻害作用(作用機序は解明中とのこと)による、血糖値上昇抑制効果があり、またα‐グルコシターゼ活性阻害作用についても生じている可能性が高いと考えられています。

これら2種の、消化酵素はいずれもデンプン分解酵素ですから、そのデンプン分解の作用を促進する酵素の働きを一部抑制して、結果として食後の血糖値上昇を抑制するという作用です。

つまり、食中、食後のお茶代わりに柿の葉茶を飲めば、野菜不足によるビタミンCもそこそこ補えるし、血糖値が気になる方々は、その心配をいくらか和らげてくれることが期待できるということです。

さらに、この暑い時期には、水出し柿の葉茶であれば生水(腸内細菌槽にとっても重要な溶存酸素を十分に含んだ水)の補給も兼ねることができます。

 

紹介者からの一言

西式講習会に初めて行った時、その会場に、柿の葉茶とカラシの粉、それから、お塩が置いてありました。初回は、万二郎先生の御講演なので、万二朗先生から「自動販売機からペットボトルの水を購入し、少し飲んでから、柿の葉茶のパックを入れて飲んで下さい」と言われ、パックを1個入れたら、3個まで入れて良いですよ、と言われて、3個も入れてしまいました。8時間は十分持ちますといわれて、濃過ぎたので、また水を購入してきて、足して飲みました。柿の葉茶との初めての出会いでした。あっさりして、おいしいとは思えなかったけれど、くせがなく、飲みやすいなと感じました。たくさん飲んでいないのに、お小水がよく出るのに、びっくりしました。ビタミンCであれば、肌にもいいのかなと思って、肌につけてみました。そうしたら、スースーして清涼感がありました。私が作っているアロマの化粧水よりもよさそうです。赤ちゃんのおむつかぶれや口や鼻の皮膚炎症、首、腋下、股の汗も対策にも最適なので、我が家に来るお客様にもお勧めしています。かゆみも消失します。今では、リンパマッサージにも使っています。ただし、賞味期限は一日ですので、残ったら、顔を洗えば、すっきりです。今は暑いので、常に飲んで、体にもぺたぺたと付けています。グリーン茶でも良いのかなと肌につけてみて試してみたら、柿の葉茶程でもありませんが、同じようにスッキリ感がありました。ほうじ茶で赤ちゃんのお尻を拭いた方がいいとTVかなんかでも言っているといいます。おしりふきを購入するよりも、お茶の方がいいのかもしれません。しかし、私のアロマの先生に話したら、グリーン茶はカフェインが入っているので、赤ちゃんには適していないそうです。

70年前から、西式では柿の葉茶を推奨していたと言われるくらい、知っている方がいますね。リンパのお客さまで、私はお母さんから死ぬほど飲まされた経験があります、とおっしゃって、知らないでいたのは、西洋医学にどっぷりとつかっている人だけかもしれません。

70年前の頃の日本の医療は、今でも通用するものがたくさんあります。光線療法しかり、自然療法のマッサージ、然り、電磁波治療器などもたくさんあったようですよ。それが、最近は少しずつ頭を持ち上げて来ています。サプリメントで、身体を壊している方が多いようです。結局、薬と同じ中身なので、摂取する量が、多ければ、副作用が薬よりも大きくなります。我が家のリウマチの娘も、病気になる前、学校の実習中で疲れると言って、毎日、かなりの量のサプリメントを飲んでいました。私もよく飲んでいた方です。身体が楽になって、そのときにはよいのですが、後でその分の疲れがどっと押し寄せてくる感じで、夜勤に入るときだけ飲んでいました。しかし、子どもが病気になってからは、絶対に飲むのは止めました。 西先生のお話からも、サプリメントは、副作用があるので、気をつけた方がよさそうですね。

お問い合わせ
リンパマッサージはNPO法人日本メディカルリンパ協会の指導課を卒業しました。(現在は理事長が亡くなり廃校しましたが、現在はリンパ専門サロンとスクール名を変更して、継続しております。http://www.lymph-alice.com/)。
リンパマッサージのオイルは、ひまし油にグリセリンを半々に薄めて使用しています。ひまし油は安定、酸化しにくい油です。ひまし油はエジプト時代では薬にも使われていたようです。リシノレイン酸という脂肪酸が90%含まれていて、プロスタグランジン受容体に結合、皮膚の賦活作用、鎮痛作用、抗感染症などの様々な効能がしられています。酸化しやすいといわれるリノール酸の含有率は5%です、これは、乳幼児によく使用されているホホバオイルと同等の量です。(科学ニュースの森)。更にラベンダーアングスティフォリアとリトセアの精油で化粧水を作成して使用しています。(日本メディカルアロマ協会のアロマ療法http://www.jmaa-aroma.com/)乳幼児にはラベンダーアングスティフォリアとナチュラルモイストジェルを使用します。
ひまし油は日本薬局方を合格の油を使用しています。

《まこも枕》
お子様の頭痛に使用して見て下さい。
良く眠れるだけでなく、頭の病気にも効果があるようです。
詳しくは、このホームページに書いてありますので、御参照下さい。
ご購入方法は、「一休み庵 042-395-6856」に御連絡下さい。
マコモ茶も販売しています。30~40g500円。煎ると更に美味しいです。