『「がんもどき」の実質的な論争』西式健康法から抜粋

『「がんもどき」の実質的論争』西式健康法の10月号から抜粋しました。

西式健康法(2013.10月号)からご紹介します。

西会本部長 西万次郎先生の御著筆談から紹介させてください。

 

●慶応大学近藤誠医師

「がんと闘うな」で一部には大変有名な近藤医師が、慶応大学医学部放射線科を講師の肩書のまま、いよいよ来年あたりで定年を迎えるとのことです。

そういうこともあるのか、第2次近藤誠ブームとでもいいましょうか、最近では「医者に殺されない47の心得」(アスコム社、平成2412月初版発行)という書籍も発行され、百万部以上の大ヒットになっています。

既に週刊誌ではその前哨戦とでもいいましょうか、近藤医師の主張を好意的に紹介している週刊誌と、真っ向から批判する立場の記事を掲載する週刊誌との間で、実質的な論争が始まっています。

私が入手したのは、『週刊ポスト』(小学館)平成2581623日合併号の「医師・近藤誠、あなたはなぜ闘い続けるのか?」という好意的な内容の記事と、『週刊朝日』(朝日新聞出版)の同日付合併号「大阪大・神前五郎氏、94歳外科医から、近藤誠医師への“果たし状”」という記事です。どちらもお盆休み直前の週に発行された週刊誌です。

まず、近藤医師の主張ですが、西式的な立場から言うと、ほとんどがもっともな主張ばかりということになります。

「医者に殺されない47の心得」の中からがん以外のことを抜粋しますと。

l  「老化現象です」という医者は信用できる

l  医者によく行く人ほど、早死にする

l  「血圧130で病気」なんてありえない

l  世界中で売れているコレステロール薬の「病気を防ぐ確率」は宝くじ以下

l  一度に三種類以上の薬を出す医者を信用するな

l  1センチ未満の脳動脈瘤、年間破裂率は0.05

l  石鹸、シャンプーを使わないほど、肌も髪も丈夫になる

l  手当でストレスを癒やす

l  インフルエンザ・ワクチンを打ってはいけない
次にガンに関することです

l  がんほど誤診の多い病気はない

l  「早期発見」は、実はラッキーではない

l  「抗がん剤を使えば寿命が延びる」という医者を信用するな

l  がんの9割は、治療するほど命を縮める。放置が一番

l  がん検診は、やればやるほど死者を増やす

l  「乳がん検診の結果は、すべて忘れなさい」

さて、その近藤医師の主張に対して真向反対しているのは、もちろん圧倒的大多数の臨床医なのですが、ポイントは、近藤理論に強い批判をしているほぼすべての医師が、反論しているのはがんに対する見解、対応だけであって、その表だった反論はしていない、ということです。

臨床の現場では、年齢を問わず最大血圧が130以上であれば、降圧剤を勧めるわけですが、それに対しても近藤医師は、“「血圧130で病気」なんてありえない”と痛烈な批判を加えています。

またヨーロッパの常識を無視して、前述のとおり、“世界中で売れているコレステロール薬の「病気を防ぐ確率」は宝くじ以下”とも述べていますが、そういうことに関しては反論している人がまったく目立たないということです。

つまり、それらのことについては、各々他専門分野のこと(利権?)には口ばしを突っ込まないという、医学会の不文律によって口を挟まないだけであって、多くの異なる分野の医師も近藤医師と同様の考えを持っているのだろうということです。

80歳過ぎて140160Hgくらいの血圧なら、薬で下げる必要はまったくないといってよいほどないと考えておられるのだろうし、利害関係のない分野の医師からすれば、スタチン系の高脂血症治療薬の副作用は明確だが、肝心な主作用については統計的に無効なことが明らかになっている。ということも知っているはずです。

つまり、近藤医師に対する批判は、がんは放置するべきという、がんに対する見解の部分だけであって、近藤医師の主張すべてを批判している訳ではまったくない、ということです。

●がんに対する近藤理論

現在時点では、悪性腫瘍というのは大分類としては一つと考えられているが、実際は危険なものと危険でないタイプの二種類に大別できる。というのが近藤理論の柱です。

近藤医師はこれを「がん」と「がんもどき」と呼び分けています。本物のがんはきわめて厄介なもので、どんどん他部位に転移し、まさに寿命を縮める恐ろしいものであること、いっぽう「がんもどき」は基本的には転移せず、増殖も極めて穏やかであるから特別な対処が不要である、という見解です。

そして「がん」が、悪質である最大の理由は、本物の「がん」は最大のものが検査で発見できる程度の大きさになってしまったという時点で、すでに必ず他部位でも発生、または転移しているので、手術で切除しても無駄であり、余生をすごすなかで快適性を損なうだけの結果になる、という主張です。

実際例として、アナウンサーの逸見政孝さんの例を挙げています。逸見さんは外科主導で、原発部、転移個所は徹底的に切除するという方針で治療し、2度の手術を実施した結果、最初の手術からわずか11カ月で亡くなってしまったが、放置しておけば39年は存在できてトータルの苦痛もはるかに少なくてすんだであろう、と述べています。

また、本能はがんが異常細胞であるという認識を持っているので、外科手術など余計なことをしなければ、周囲の細胞が包み込んで被害を最小に止めるようにしてくれているのに、メスでその自然のバリアーを破壊すると、そこで新たな増殖が始まることが多く、そのことを「がんが暴れる」というのだそうです。

●近藤理論に対する反論

がんに対する見解だけでも色々な反論があるのでしょうが、その奥は「がんもどき」という分類に対する反論です。

この点を最大のりゆうとして近藤医師に正式な反論解答を求めているのは、前述の週刊朝日に掲載された記事になっている神前医師で、その内容は次のとおりです。

『確かにほとんど転移しないがんが存在することは認めるが、「がん」と「がんもどき」の違いは、結果的に転移したか転移しなかったかという結果論であり、事前検査でその判定が明確にできないのであれば、やはり本物のがんである可能性が否定できないが、あるいは今後転移するがんに変化する可能性もあるとして対処すべきであろう。すべてのがんは「がんもどき」早期がんという時期を経て、やがて次々と本物のがんになる』と述べています。ただし、神前医師は阪大の消化器外科の教授でしたから、前述の内容は原則的に胃がんの場合、という但し書きが付きます。

●両者の主張を比較検討すると

神前医師は胃がんのスペシャリストで、経歴的にもそのスペシャリストの中の最高峰であった方と言えますし、近藤医師は消化器がんは専門ではなく、強いてがんの専門分野として乳がんということになるのでしょう。

神前医師は、手術可能な状態の胃がん患者に対して温存療法、つまり切除手術をしないという選択をして数年間にわたって経過観察したことなどは、一件もなかったであろうと思われますから、温存療法を行った場合の結果についてはまったくデータを持っていないはずです。

一方、近藤医師は学内で完全に干されていたということもあり、もともと主治医を務めた患者の総数は150名程度で、しかも、あらゆる種類のがん患者が対象ですから、確かに十分な証拠があるかと言えば、決して数的には十分とはいえないかもしれません。

本当に正確なデータと言えるかどうか多少疑問ですが、がんの自然治癒率は6万人~10万人に1人程度であるというデータがあり、これによると毎年日本中で35人程度が自然治癒していることになります。

ただ、このデータはやや厳し過ぎる基準のようには思います。今回はいくらインターネットで検索しても見つけることができなかったのですが、基準をやや甘くすればその数十倍は存在するという内容の文章も見たことがあります。つまり、検査で徹底的に確認したわけではないけれども、たとえば余命宣告の何倍もの器官をすでに生きており、しかも体調悪化も全くないのだから自然治癒したと言っても差し支えないであよう、といったような方々です。

ここでいう自然治癒とは、一切の西洋医学的療法を行わず、なおかつ、あらゆる検査をしても完全消失したことが確認できる、現代医学的に言えば摩訶不思議としか言いようのない、疑う余地のまったくない自然治癒事例であり、前述の何事もなくがんが落ち着いているのに、わざわざ検査を受けて完全消失したどうかを確かめる気はないという普通の無理からぬ感情を持つ人々は除外されているようなので、うんと少なくなってしまうということかもしれません。

この各々の主張のどちらかが真実かという答えを出すのは極めて難しい事であると言わねばなりません。ただ、或る程度の年齢の方であれば、がんの手術抗がん剤治療放射線治療を行った結果、日常生活上の多大な困難、不便を受けざるを得なかった上に亡くなっていった友人知人を多数知っているはずですし、一方で、乳がんの切除手術を30年前に受けて、本人も周囲もそのことを忘れてしまっているくらいに、何事もなく過ごしていらっしゃる方々も知っている訳です。

これも、近藤医師に言わせれば、前者は「がん」だったのだから、余計なことはしないほうがトータルでは良かったのに、ということですし、思い切って手術を受けておかげさまでと喜んでいる方には、いやそれは元々まったく手術の必要のない「がんもどき」だったのですよ、ということになります。

私はかなり近藤医師寄りであると思いますが、結論を出すのは困難です。各々がこの近藤医師の提言を読んでみることしかないのかなと思います。

 

紹介者からの一言

不要な手術例は昔からたくさんありました。

先ず、盲腸と言われる虫垂炎です。現在はガンの手術で忙しくて、お医者様は、お腹が痛いだけでは直ぐに手術はしませんが、4050年位前は、お腹が痛いと言う患者を、白血球が少し上昇している理由だけで、腹を切っていました。私も小学校生の頃に、お腹が痛いと言って、病院に行きました。私のお腹はそんなに痛くはなかったのです。しかし、自分でも不思議なのですが、お腹が痛いと言った方が両親が私を心配してくれると思った節がありました。更に、病院に入院してみたいという好奇心もありました。自分でも分かりませんが、一芝居をしたようです。そして念願の入院と手術を体験することができました。

更に、私は鼻たれ小娘でした。それも両親が耳鼻科に連れて行って、副鼻腔炎だと言われて両鼻の手術をしました。のみでゴツンゴツンと骨を削るのです。それが痛くて、自分の体が削られていく感じがして、堪ったものではありませんでした。それからというものは、手術はもうこりごりであると思うようになりました。お産も恐くて恐くて、助産師になれば、自分の恐れを克服することができるのではと思って、助産師になろうと思った節もあります。

それから、看護学校に入った時です。ある大学の先生の講義の中で、盲腸は医者が手術の勉強をするのに適しているので、ほとんどが真の盲腸炎でもないのに手術することが多いのだと聞いて、納得しました。私が手術した病院は、お金儲けで手術をしていたのだと気づきました。更に副鼻腔炎も、栄養が悪いだけであって、栄養状態がよくなれば、自然に治ることが多い病気である事もあとで解りました。とにかく、今も昔も変わりありません。医者はお金儲けのために病気を作るのかな。これは公費負担の制度がさせているのだと思われます。昔はそれでも通用していたかも知れませんが、現在は保険制度が潰れかかっていますので、不要な手術は叩かれる時代になりました。やっと、未来が明るくなってきた感じがします。

お問い合わせ
リンパマッサージはNPO法人日本メディカルリンパ協会の指導課を卒業しました。(現在は理事長が亡くなり廃校しましたが、現在はリンパ専門サロンとスクール名を変更して、継続しております。http://www.lymph-alice.com/)。
リンパマッサージのオイルは、ひまし油にグリセリンを半々に薄めて使用しています。ひまし油は安定、酸化しにくい油です。ひまし油はエジプト時代では薬にも使われていたようです。リシノレイン酸という脂肪酸が90%含まれていて、プロスタグランジン受容体に結合、皮膚の賦活作用、鎮痛作用、抗感染症などの様々な効能がしられています。酸化しやすいといわれるリノール酸の含有率は5%です、これは、乳幼児によく使用されているホホバオイルと同等の量です。(科学ニュースの森)。更にラベンダーアングスティフォリアとリトセアの精油で化粧水を作成して使用しています。(日本メディカルアロマ協会のアロマ療法http://www.jmaa-aroma.com/)乳幼児にはラベンダーアングスティフォリアとナチュラルモイストジェルを使用します。
ひまし油は日本薬局方を合格の油を使用しています。

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お子様の頭痛に使用して見て下さい。
良く眠れるだけでなく、頭の病気にも効果があるようです。
詳しくは、このホームページに書いてありますので、御参照下さい。
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